6月 残雪の涸沢から北穂高岳へ
涸沢 モルゲンロート

6月6日 早朝 上高地をスタート。
小雨が降っていて、しっとりとした新緑の中を歩く。
雨は徳沢に着くころにはあがった。
横尾で横尾大橋を渡る。
屏風岩の大岩壁が見えてくる。

青空が見えてきた。
さらに進む。
本谷橋と同行メンバー

ここからはずっと雪上を歩くことになる。
我が隊

やがて涸沢が見えてくるのだが、それからがまた長い。

そして
おお、涸沢!

いつ来ても、何度来ても、俗っぽくなってきても、どうにも素晴らしい。
ここはパラダイスだ。
右奥の雲に隠れたピークが、明日登ろうとしている北穂高岳。

まあ、なにはともあれ宴会。

夕方になるとキタホの山頂もガスに包まれた。

夜は更ける。
明日の好天を祈って寝た。
翌朝、6月7日の涸沢モルゲンロート

目指すキタホをバックにアタック前の記念撮影。

朝4時40分に出発。
天気は最高

まあ、はじめは余裕だったけど、そのうち、とにかく滑って転んだらマジでヤバイことになるわけで、ずっと緊張感を強いられる急な傾斜の登りが続く。
アイゼン、ピッケルワークちゃんとしてね。
我々が砂粒程度に写っている写真を、今回は涸沢までが目的だったTさんが撮影してくれていた。

青空眺める余裕なし。

とまあ、3時間弱の格闘の末、山頂に着いた。
歓声と握手。
そこに広がる景色は息を呑むようなものだった。
ここには何度か立ったけど、来るたびに、立つたびにバードスキン。
奥穂高岳、前穂高岳、ジャンダルム、切立つ滝谷・・・・

大キレットの向こうに天を突く槍ヶ岳

そして、立山連峰に後立山、富士山も南アも加賀の白山もみーんな見えるぜ!
登頂の喜び爆発。
この充実感はなんなんだー!!
というわけで動画もどうぞ。
4人で記念撮影

季節感のない奴が1人いるな。
まあ、それだけハードな登りだったのだ。
皆の気持ちが高ぶっているのがよく分かる。
何度も何度も穂高と槍を見た。
素晴らしい時間だった。
しかし、我々はこの日のうちに上高地へ下って東京まで帰らなければならないのだ。
そして、キタホ上部の急斜面の下りの恐ろしさといったら登りどころではない。
それでも、キタホの山頂に住むわけにもいかないから滑落停止の動作をイメージしてから降りる。
落ちるとどこまでも行っちゃいそうだ。

まあ、経験者揃いなので慎重に降りれば問題はない。
傾斜も緩めば一安心。
涸沢小屋に到着して、皆が無事で降りられたことを喜び合った。

昼ごはんもここで済ませたら、ソフトクリームで乾杯!

(撮影はシガちゃん)
涸沢ヒュッテに戻り、パッキングしたら、いよいよ涸沢ともお別れ。
何度も何度も振り返っては「また来るぜ!」と誓う。
本谷橋から見た北穂高岳は、どうみても笑っているようだった。

「山笑う」って本当にあるんだよね。
今回、このジジイをいたわってくれたメンバーに心からお礼申し上げます。
ありがとー!
ホント優しくて、楽しくて、素晴らしいメンバーに恵まれた。
そして天気も上々。
想い出に残る良い山行だった。

6月6日 早朝 上高地をスタート。
小雨が降っていて、しっとりとした新緑の中を歩く。
雨は徳沢に着くころにはあがった。
横尾で横尾大橋を渡る。
屏風岩の大岩壁が見えてくる。

青空が見えてきた。
さらに進む。
本谷橋と同行メンバー

ここからはずっと雪上を歩くことになる。
我が隊

やがて涸沢が見えてくるのだが、それからがまた長い。

そして
おお、涸沢!

いつ来ても、何度来ても、俗っぽくなってきても、どうにも素晴らしい。
ここはパラダイスだ。
右奥の雲に隠れたピークが、明日登ろうとしている北穂高岳。

まあ、なにはともあれ宴会。

夕方になるとキタホの山頂もガスに包まれた。

夜は更ける。
明日の好天を祈って寝た。
翌朝、6月7日の涸沢モルゲンロート

目指すキタホをバックにアタック前の記念撮影。

朝4時40分に出発。
天気は最高

まあ、はじめは余裕だったけど、そのうち、とにかく滑って転んだらマジでヤバイことになるわけで、ずっと緊張感を強いられる急な傾斜の登りが続く。
アイゼン、ピッケルワークちゃんとしてね。
我々が砂粒程度に写っている写真を、今回は涸沢までが目的だったTさんが撮影してくれていた。

青空眺める余裕なし。

とまあ、3時間弱の格闘の末、山頂に着いた。
歓声と握手。
そこに広がる景色は息を呑むようなものだった。
ここには何度か立ったけど、来るたびに、立つたびにバードスキン。
奥穂高岳、前穂高岳、ジャンダルム、切立つ滝谷・・・・

大キレットの向こうに天を突く槍ヶ岳

そして、立山連峰に後立山、富士山も南アも加賀の白山もみーんな見えるぜ!
登頂の喜び爆発。
この充実感はなんなんだー!!
というわけで動画もどうぞ。
4人で記念撮影

季節感のない奴が1人いるな。
まあ、それだけハードな登りだったのだ。
皆の気持ちが高ぶっているのがよく分かる。
何度も何度も穂高と槍を見た。
素晴らしい時間だった。
しかし、我々はこの日のうちに上高地へ下って東京まで帰らなければならないのだ。
そして、キタホ上部の急斜面の下りの恐ろしさといったら登りどころではない。
それでも、キタホの山頂に住むわけにもいかないから滑落停止の動作をイメージしてから降りる。
落ちるとどこまでも行っちゃいそうだ。

まあ、経験者揃いなので慎重に降りれば問題はない。
傾斜も緩めば一安心。
涸沢小屋に到着して、皆が無事で降りられたことを喜び合った。

昼ごはんもここで済ませたら、ソフトクリームで乾杯!

(撮影はシガちゃん)
涸沢ヒュッテに戻り、パッキングしたら、いよいよ涸沢ともお別れ。
何度も何度も振り返っては「また来るぜ!」と誓う。
本谷橋から見た北穂高岳は、どうみても笑っているようだった。

「山笑う」って本当にあるんだよね。
今回、このジジイをいたわってくれたメンバーに心からお礼申し上げます。
ありがとー!
ホント優しくて、楽しくて、素晴らしいメンバーに恵まれた。
そして天気も上々。
想い出に残る良い山行だった。