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2013年12月21日~22日 金峰山でクリスマスパーティー&ラッセル&ラッセル

金峰山の山頂から 富士山と金峰山のシンボル五丈石

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山小屋のクリスマスパーティーと お・も・て・な・し

過酷なラッセルの果てに辿り着いた山頂からの感動的な絶景・・・


雪の金峰山は楽しく、想い出深く、素晴らしい山行となった。




■12月21日


登山口の金峰山荘までは雪が深くて車は入れそうもない。

仕方ないので山荘から歩いて15分ほど手前にある駐車場に駐車する。

ここでさえ雪はたっぷりだ。

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本当は山梨側の瑞牆山荘を登山口として登る予定だった。

しかし、前日に金峰山小屋(金峰山荘ではない)の小屋番さんから、われわれメンバーの一人であるミホさんに連絡が入り、そのルートだとトレースが無いかもしれないので長野側の金峰山荘から登ることを勧められたのだった。

この日の前々日、そして前日と低気圧の通過に伴ってこの山域にもドカ雪が降っていた。

トレースがない雪の中を歩くとなれば時間も体力も倍、いや場合によってはそれ以上を費やさなければならない。

というわけで、遠いけれども長野側の廻り目平にある金峰山荘を登山口としたわけだ。


出発の前日に時間を早めたり、車を出してくれるネコさんに拾ってもらう場所を決めたり、装備をワカンにするかスノーシューにするかなど、フェイスブックのグループ機能を駆使して打ち合わせ、やっとここまで来た。


初めはツボ足で大丈夫そうだったが、いずれアイゼンが必要になるという想定でアイゼンを装着して出発。

15分ほど歩いて金峰山荘へ。

この3名が私と一緒に登ってくれるメンバー。

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9月に中央アルプス空木岳から千畳敷へと縦走した時と同じ。

可愛くて賢い山女子2名と体育会系気象予報士のネコさん。

この素晴らしい若者の中にどうしてこんな変なオジサンが混ざっているのかはよくわからない。

不思議だ。

しかし、人生はそもそも不思議なものなのだ。

だから、これでいいのだ。



初めはこんな感じ。

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雪たっぷり。

天気も上々。

楽しいホワイト・クリスマスじゃん!


なーんて、のんきなことを言っていられるのも中ノ沢の砂防堤があるあたりまでだ。

その砂防堤付近でランチ。

フリースを着ればそれほど寒さは感じない。


双葉S.Aで買ったハムチーズパンと、皆が買うから自分も買ったハニーメープル・メロンパンを食べた。

メロンパンはザックにギューッと詰め込んであったから表面が粉々に破壊されて見るも無残な姿になっていた。

だが形が変わっても味はたいして変わらないだろう。

ケーキのように甘かった。

糖質たっぷりで運動前には悪くない。



エネルギーをチャージしたら出発。

小さな沢も雪に埋もれそうだ。

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この先から急登がはじまる。

ウウウ・・・


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ウギャー

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しかし、トレースがあるからまだ楽だよ。

このトレースは小屋の方が前日に登ってつけてくれたものだ。

ノートレースでここを小屋まで登ったのだ。


オレには絶対無理。

全然無理。

間違いなく途中で倒れてる。

そのトレースをありがたく使わせていただく。



それでも雪が深く、足が滑る。

夏道よりずっと体力を消耗する。

天気も曇り空になってきた。

ネコさんは自分の予報が当たっているとほくそ笑んでいる。

瑞牆山がよく見えるポイントまで登ってきた。

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少し休憩。
現在地などを確認してから出発。

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ここからも長い道のりだった。

雪が本格的に降り始め、気温も下がってきた。

そんな天候の中で、深い雪の中の登りを強いられる。

だから、夏道と同じコースタイムというわけにはいかない。

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金峰山小屋が見えた時には思わず歓声があがった。



あー、マジでキツかったぁ。

特に最年長のオジサンにはキツよね。


小屋は空いていて、われわれの他に宿泊客は2名。

淡路島からのご夫婦だけだった。

2階の寝床はゆったりで、ザックも荷物も広げて整理できる。
ありがたい。

とにかく到着の乾杯をしようということで、暖かい下の食堂の炬燵に入る。

そしてビールを買おうとしたら小屋番さんが

「もう少ししたらビール出しますよ」って言ってくれた。

そう、きょう金峰山小屋はクリスマスパーティーなのだ。

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こんな飾り付けも嬉しい。

だって、ここ山小屋だよ。

ホワイト・クリスマス。


それに、まさかタダでビールが飲めるとは思ってなかった。


しかも小屋で提供してくれたのはベルギーCHIMAYのドでかボトル。


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生ハムもあるし、焼き豚やらポークソテーやら・・・

なんともゴージャス。

実は20人のツアーがこの天候でキャンセルとなり、そのツアー分までこちらに提供してくれていたのだ。

ビールなんか、年末年始にとっておけるのに、それを提供してくれたのだ。

なんて太っ腹な!

金峰山小屋サイコー!!



他にも酒は、ふんだんにある。

オレは赤ワインを1本分、上げた。

ほかにもみんなで持ち寄った日本酒など。


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淡路島のご夫婦も交えて、ひとつの炬燵でのクリパ。

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本格スイーツまでいただきながら、楽しい山小屋の夜は更けていったのだった。

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■12月22日


5時起床。

まだ暗い空には満天の星。

晴れだ!

山頂からご来光が見れるぞ!



まだ暗いうち5時半に出発。

山頂付近は雪も少なく岩と氷のミックスだろうという想定で、足にはアイゼン、手にはピッケル。

日の出が7時近くだとして、ある程度のラッセルを強いられても充分に間に合うと思っていた。


甘かった・・・・

出だしはヒザ下程度の雪。

しかし登り進むうちに深くなってゆく。

途中、夏道らしき場所をたどっているうちにルートを間違えた。

一旦戻って、頂上付近にある五丈石に向かって直登してみる。

腰まで雪がある箇所では喘ぎ、もがく。

夜は明けた。

ご来光どころではなかった。

4人が5分くらいでトップを交代しながら進む。

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進むと言っても、たいして進んでいない。

五丈石が、そこ見えている。

夏なら5分で行けるだろう。

しかしその5分に30分くらいかかったのではないか。

こんな激しいラッセルは10年前の谷川岳以来だ。

ラッセル自体も2年ほど前の湯の丸山以来。

キツイよー!

オジサンには特にキツイ。



頼りになったのは、やはりネコさんだ。

深い雪にオレや、女子がもがいているところをネコさんが突破してくれる。

体育会系気象予報士!

頼れる男だ。



そして、喘ぎ、もがき、苦しみながら辿り着いた山頂で待っていたのは・・・



Woooooooooooooooo!!!!

なんて景色だ!

これぞ秩父山群の王者と言われる金峰山山頂からの絶景。


富士山

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寄る

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五丈石と月

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八ヶ岳には厚い雲がかかっていた。

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南アルプスも総ナメ

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気温は多分マイナス18℃くらい。


太陽の光にキラキラと輝くダイヤモンドダストを見ることができる。


綺麗だ。

綺麗で幻想的だ。

言葉なんか出ない。


というわけで、動画も見てね。

ダイヤモンドダストは、写真には写らなかったけど、動画なら少しだけ見れるよ。





風が弱いので気温のわりに寒くない。

この夢のような山頂に少しでも長くいたかった。

記念撮影。

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オレ

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しかし、行動していなければそれなりに冷える。

ずっとここにいるわけにはいかない。

それに、小屋では朝ごはんを作って待ってくれている。

遭難したと思われたらいかん。

後ろ髪を引かれながら下山開始。

登りのトレースをたどる。

なんて楽なんだ。

雪山ではトレースの有る無しで苦楽が全く違ってくる。



一気に下って山小屋へ。

小屋番さんに遅くなったことを詫びたが、大丈夫大丈夫と言ってくれた。


さて、激しいラッセルで皆お腹の皮と背中の皮がくっつく寸前。

ジャーン!

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お粥だよ。

粥も佃煮やら漬物も、おかわりもたっぷり。

たまんね~ぞ!

暖かいお粥が五臓六腑に染み渡る。

みんな3杯も4杯もおかわりした。

心も身体も温まる、おいしい朝ごはんだった。


下山の準備をしてから、小屋のストーブを囲んでコーヒータイム。

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雪山と金峰山小屋の余韻を味わってから下山するのだ。


小屋の方には本当にお世話になった。

おかげ様で素晴らしいホワイトクリスマスだった。

また来ますよ!って、皆同じ思いだった。



気温マイナス15℃

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下山はワカンを装着してきっちりトレースをつけながら。

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登りと同じ急斜面をクリアすれば、長い林道歩きとなり

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車を駐めた登山口に戻れば楽しいクリパ山行もおしまい。


清里まで行き、清里高原ホテルでひとっ風呂浴びる。

ホテルからもキレイな富士山が見えた。

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ディナーはネコさんの知っている「美味小屋」という瀟洒なレストランへ。


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ワンプレート料理。

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有機野菜も肉も美味しかった。


若者たちと一緒だと、こういう洒落た店を教えてもらえるからオジサンも楽しい。

ここの隣のケーキ屋さんでプレミアムチーズケーキを買って帰途につく。


12月の中央高速はそれほど混まないというネコさんの予想通り、スムーズに東京に戻った。

天気も渋滞も緻密なデータで予想する男だ。


同行していただいたメンバーと金峰山小屋の吉木さんには、改めて心からお礼を申し上げます。

ありがとー!!みなさん!

ありがとー!!金峰山!


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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

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何ともスゴイ2日間ですね!!
今年の年賀状はなぜ富士山じゃなかったんだろう・・・?

ichi様

今年もよろしくお願いします!
雪山行かないの??また軽い雪山行こうよ。
富士山の撮影しよう!
プロフィール

辻本孝良

Author:辻本孝良
東京都中央区で会社経営してますがビジネス関係の記事はほぼありません。
山とか酒とかB級グルメとか阪神タイガースとかの、どうにもならないような記事ばっかりです。

50歳を過ぎているというのに志の低いブログでごめんなさい。

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