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冒険家の宿命

片山右京氏の富士山遭難時における行動について誤解が多いと考えている。
「仲間を置き去りにした」などという一部の論調には大いに違和感がある。

そしてそのことに関してアルピニストの野口健氏が自身の公式ブログで書いてくれている。

野口健公式ブログ

よくぞ書いてくれたという思いだ。

だが今回は2名の命が失われたことも事実。
片山氏は大きな十字架を背負ったことになるだろう。

しかし野口氏の

「冒険人生は冒険から得るものもあれば、時に失うこともある。それでも、挑戦を続けなければならない時がある。冒険人生とはそういうものなのかもしれない。」

という言葉が如実に表している通り、冬の富士山を登るということは我々のレベルの登山ではないのだから、死ぬ確率が普通よりずっと高いものであること、あるいは死と隣り合わせなものであること、その他のリスクは織り込み済みなのだ。

さらに松濤明の最期と比べるなんて山、状況、位置、装備、時代が全て違うという点でナンセンスだ。
(詳しくは『風雪のビヴァーク』とか松濤明でググってください)

ラジオ番組で片山右京氏の山に対する想いなどを聴いていただけに、また立ち上がって前に進む姿をできるだけ早く見たいと思う。

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

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この遭難の前の週に、現役山岳部員と富士山合宿に参加していた夫。
話題にのぼらないはず、ありません。
長文、お許しください。

第一印象は、幕営技術がどうだったのだろうか。
と不思議に感じたということです。
たまたま現役の天幕の張り方に、あれじゃあ飛ばされてしまう、と
と言っていたのでなお更そう思ったのかもしれません。

次に思ったことは、正しい情報が出てこないし、
わからないことだらけだな、ということです。
毛布を掛けた・・という報道もあり、
一体、毛布なんてどこから出てきたのだろうか?
そもそも登山装備で持ってたの?
とたいへん不思議にも感じたものです。

山岳部に入ってから現在まで、残念ながら何回かの遭難を経験しましたが、
感情に流されるのではなく、冷静に分析し、原因を突き止めることが何より大切だと感じています。

幕営技術が完璧、幕営場所も問題の無い場所であったなら、
その時の気象条件や風はどんなものだったのか。
高度を下げることもできるし、休業中の小屋だってあるわけだし、
自分たちの判断の必然性を検証する作業は不可避だと思うのです。

また、亡くなられた方は、滑落中に致命的な怪我をされていたのでしょうか。
どこを、どのようなルートで転落していったのか、
亡くなられた方の死因も、
検証されなければならないことだと感じています。

お鉢でビバーク訓練をすることもあり、
またあるケースでは、北アルプスの3000mの稜線で、
悪天候の中、雪洞を掘り、3泊4日を生き延びた、ということもありました。
経験豊富な方ならなおさら、寒さだけ、とは考えにくいような気がしています。

ありとあらゆることが検証されて、それがオープンになることが
登山を愛する人のため、亡くなられたお二人のためにもなるのだと思っています。
山岳部では、そのように教えられてきた、と思っています。

下山した判断については、私は何も言う言葉はありません。
たとえ、お二人の方が生存していたとしても、
その場に留まって何もできることが無い、と判断し下山したなら、
それはそれで良しと思うのです。
その場に留まっていた時間は、自分の心の整理をつける時間だったのかもしれません。

その状況下で何がベストの判断なのか。
責任を自分で負って決断し、行動する。
これは、何も山だけに限らず、日常生活でも、
常に突きつけられていることだと感じています。
ある意味、登山では命にかかわる状況も生じるわけで、
自分の生命が相手のジャッジに委ねられる場合を想定しても
私は、あなたの判断なら、それが正しいと思うし良しとして従うよ、
と言い切れる人との登山であり、人生でありたいな、と思うのです。
また、そう言ってもらえる人たろう、と自分に厳しくなければ
ゆめゆめ冬山なんかに出かけてはいけないのだと、
反省もこめて、思わされた今回の遭難報道でした。

山が冒険だと感じたことはありませんが、学生時代に登山に出会えたことは、
自分の人生の中ではかけがえの無い、貴重な経験だったと思っています。

きっと、片山さんも・・・・

長々、すいません。

いえいえ、コメントありがとうございます。
私も毛布という報道は、恐らくシュラフのことだろうと思っていました。
さすがに毛布は持っていかないだろうなって。
そもそも、マスコミの情報はなんて大雑把なものなのだろうと・・・
確かに情報も錯綜しているので、これから検証されてゆくべきなのでしょう。
知り合いに聞けば、富士山のコンクリのような氷にペグできっちり留めて幕営することはかなり難しいらしいですね。
経験がないからわからないのですが。
でも、なるほどテントの張り方には問題があったことは事実でしょう。
こんな場合は雪洞の方が良いのでしょうか?でも、掘れるのかな?
我々のハイキングとはケタ違いの厳しい冬山を経験なさってきた方の意見は、とても貴重だし、参考になります。
といっても、もう厳しい冬山(アルプス級)に登ることはないですけど・・・

プロフィール

辻本孝良

Author:辻本孝良
東京都中央区で会社経営してますがビジネス関係の記事はほぼありません。
山とか酒とかB級グルメとか阪神タイガースとかの、どうにもならないような記事ばっかりです。

50歳を過ぎているというのに志の低いブログでごめんなさい。

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