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仕事の合間に早朝登山 ― 富士の絶景 三ッ峠山

三ッ峠山より夜明けの富士
CIMG2360.jpg

12月8日はジョンの命日・・・真珠湾攻撃・・・
まあ、いろいろあるが自分の仕事としては長野県のユーザーを訪問。
松本のお客様に用事があるので、早朝に出発して北杜市、岡谷市、塩尻市、松本市と商談や契約や挨拶回り。
佐久市や長野市にもお客様は数件あるが、すべてのお客様は回れない・・・申し訳ございません。

中央高速道のドライブは、なにしろ景色が楽しい。
高尾山から始まって、小仏トンネルを過ぎれば扇山、百蔵山、倉岳山、高畑山、岩殿山・・・
その後は大菩薩嶺や甲武信ヶ岳を見ながらのドライブ。
長野に入ると大好きな八ヶ岳連峰の山々が眩しい。
そして、南アルプスの雄姿が見え始めれば、テンションは上がる。
おー、まだ登ったことのない憧れの北岳に、吹雪で撤退したきりご無沙汰の甲斐駒!
ああ、たまらない。
そして、極めつけは北アの峰々・・・
蝶やら常念、遠く鹿島槍・・・
しびれるぜぃ!
100名山、200名山、300名山・・・これらを何座観ることができたか!
名山のオンパレード。山がすぐそこにあるわけだ。

ということは・・・

そのまま帰るわけにはいかないだろう。

しかし、アルプスや八ヶ岳をやる時間はない。
なにしろ、明日の午後1時半には東日本橋で打ち合わせがあるのだ。
普通なら山に登れるわけはない。
しかし、俺は知っている!
絶景を楽しめるのに、昼には仕事に復帰できる山を!
そう、三ッ峠山のチョー早朝ショート登山だ!

月曜日の夜、松本市で仕事を終える。
すぐに高速に乗って諏訪湖SAへ。
ここで車に積んできた登山ウェアに着替える。
ご丁寧に、スーツ用のハンガーまで用意してあるから確信犯だな。
味噌ラーメンを食べて、これが夕ごはん。

そこから一路、三ッ峠山の裏登山口を目指す。
一宮御坂で高速を降り、途中に一軒しかないコンビニでビール、ウイスキー、つまみを買い込み、なんだか暗い道路をひたすら進む。
この道で大丈夫なのか?心配になるが、実は2年前にも経験済みの勝手知ったる道だ。
(カーナビもあるしね)

御坂トンネルの手前で左に進むと、完全な山道で、すれ違う車もなければ、前にも後ろにも車はいない。車のヘッドライト以外の明かりは何もない。ここから、さらに狭い真っ暗な道を進んで登山口に9時頃到着。
ヒュルルルルル~  風の音・・・
オレだけ・・・
他に車なし。
当然、人なんかいない。
月明かりでそれほど暗くはないが、ここで一晩を明かすとなると、ちょっと怖いな。
気温は0度位か。2年前の同じ時期に比べて、それほど寒くなかった。

車の中で一人宴会。
ビールを飲んで、それからトリスをチビチビ。
アイドリングは環境にも、燃費にも良くないのでシュラフに包まって。
駐車スペースがこんなに空いているなら、テントを持ってくればよかった。
そうすれば、ちゃんと横になって眠れるのに・・・

そんなことを考えながら飲んでいるうち、いつの間にか眠ってしまった。

12月9日 朝4時半起床。
天気は期待できなかったが、空を見上げてびっくり!
星星星星星星星星星星星星星星星星・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
星星星星星星星星星星星星星星星星・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
満天の星。
普段の生活では決して見ることのできない天空。
星の祭典!
天気予報は曇りのち雨だったのに、何と晴れているではないか!
ザックに荷物を詰めたり、靴を履いているたった30分ほどの間に、3つも流れ星を見た。

ヘッドランプを装着して出発。
星明かりのおかげで、完全な暗闇ではない。
空と山の端の境界がくっきり判る。

暗い森の中をひたすら登る。
慣れているとはいうものの、やはり闇は少し怖い。
これは自然とか山、あるいは木々の発する神秘的オーラに対する畏怖の念なのかもしれない。
あるいは熊かも。

約1時間もすると、空が白みだした。
三ッ峠山荘手前の緩やかな登りまで来ると、ヘッドランプの明かりが必要ないほどになる。
2年前、このあたりでキツネに遭遇し、しばらく目を合わせていたら「ケッ!」と言われて走り去られたことを思い出す。
あのキツネがいないかなーと少しキョロキョロしながら歩くが会えなかった。

そして、山荘に到着。

ガオー!すっげー!
CIMG2362.jpg

天気があまり良くなさそうで、富士山の眺望は無理かと思っていたのだが、見えた!
CIMG2372.jpg
どんどん明るくなる。

CIMG2375.jpg
東は

モルゲンロート

CIMG2380.jpg
丹沢方面から日が昇る。

そして
山荘から、四季楽園を通って頂上へ。

富士山は雲に隠れてしまった。

CIMG2383.jpg


しかし、八ヶ岳、南アルプスの展望が素晴らしい。
CIMG2396.jpg

それにしても、風が強くて寒い。

CIMG2392.jpg

強風で髪が乱れてる。
毛糸の帽子もかぶってたからね。

眺望無しも覚悟していただけに、この景色は感動。
これで年賀状もバッチリかな。

動画でご覧ください
指がかじかんでいて、少し見苦しいですが。

三ッ峠山荘前から

富士山は雲に覆われてしまったが・・・
そしていつものように風の音がうるさいけど

三ッ峠山頂からの眺望

おそらく、この山に山荘の方を除けばオレだけ。
宿泊客もいないはずだ。
名前はわからないが、あまり人を恐れていない様子の小さな鳥が数羽、ずっとそばにいる。
挨拶したが無視された。

『岳』の最新刊
IMG_0165.jpg
第8巻に山のマナーの一つとして「ヤッホーは大きな声で!」と書いてあった。
一応、それを試してみるが強風にかき消された。

『孤高の人』加藤文太郎も、その著書『単独行』のなかで「エホー!エホー!」とよく叫んでいる。
山とその山頂を一人だけで独占した時の達成感がきっとそうさせたのだろう。
レベルは相当違うが、俺だって「ファー~」(OBか!?)じゃなくて「エホー!」と叫んでみたいときもある。

ずっと山頂でこの景色を眺めていたいが、そうもいかない。
仕事も待っている。

富士山に二礼二拍手一礼し、山々と鳥たちに挨拶してから下山開始。
地中は凍ってカチカチだが、表面は土が付いているので滑ることはない。
また三ッ峠山荘まで戻ると、富士山はまたその姿を現していた。

CIMG2403.jpg

そこから、暗い中を登って来た同じ道を駈けるように下る。
長く伸びすぎて崩れた霜柱が登山道の両側に続いている。

朝7時40分には登山口駐車場に戻る。
全く人に会わないショート登山だった。

車に乗り込み、御坂みちを下る。
ここからも富士山の絶景。

やっぱり富士山はデカイ!
そして綺麗だ。

CIMG2408.jpg

高速に乗り、法定速度を(たぶん)順守しながら車を飛ばす。

都内の某入浴施設で風呂、ひげ剃り、着替えして、昼前にはスーツで仕事に復帰。

あー、楽しかったなー。
天気予報から考えて、きっと見れないだろうと思っていた絶景も見ることができた。

大きな声で「ヤッホー」が言える良い子、良いオジサンにコーボルト(山霊)は時々ご褒美をくれるのだ。

テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

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平日に、しかも年末にどうして山に行けるの・・?
と思っていましたが、なぞがとけました。

三つ峠、たしかロッククライミングのできる岩場があったと思います。
でも頂上へは行ったことなし。
あんなに美しい富士が見れて、ラッキーですね。
山での日の出もしばらく見ていないなぁ。
明るくなるし、暖かくなるし・・太陽の偉大さを実感しますよね。
くれぐれもクマに気をつけて楽しんで下さい。

(私の絶叫はゴルフ場でのファー!と毎朝の起きろ~!です。)

屏風岩には練習中のクライマーが貼りついていると聞くのですが、なにしろ三つ峠は、こんな時間にしか登ったことがないので見たことがないのです。そのうちゆっくり鍋&昼寝ハイキングしてみたいですね。
ちなみに、キャディーさんの「ファーーーーーーーーーーーー」の声は、大きければ大きいほど落ち込みませんか?
あ、それから私も朝は娘を起こす係です。
「起きないと隣にはいるぞー」とベッドに腰かければすぐに起きますね。
プロフィール

辻本孝良

Author:辻本孝良
東京都中央区で会社経営してますがビジネス関係の記事はほぼありません。
山とか酒とかB級グルメとか阪神タイガースとかの、どうにもならないような記事ばっかりです。

50歳を過ぎているというのに志の低いブログでごめんなさい。

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