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日本橋のオフィスを格安でシェアします!という耳よりなハナシ

たまにはちょいと仕事のハナシを。


うちの事務所は8階にある。

2月1日より、その同じビルの7階も借りてオフィスを増床した。

きょうは7階の打合せスペースを仕切るパーティション工事の日。
家具は明々後日の大安の日に入れる。


パーティションはコマニー社のC&Wシリーズ。

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骨材をブラックにして、木目パネルとガラスの組み合わせ。


さて、そんなことはどーでもいい。

8階のオフィスが少し余った。

だからそこをシェアしようってこと。

3坪から5坪くらい。

ハイセンスなデスク2台とミーティングテーブル1台、A3カラー複合機(コニカミノルタbizhubC253・定価130万円の機種)1台も無料で貸与します。(複合機は保守契約をしていただきます)

もちろん通信環境もバッチリ。

日本橋の住所で登記もOK!
信用度が800%アップ!

なにしろ一番いいのは敷金・保証金が不要ってこと。
うちが随分前に払っちゃってるわけだから。

これだけで数十万円の価値があるはず。

これから起業をお考えの方、起業したけどまだオフィスを構えてない方には最適。

あるいは知名度の高い場所に本社を置きたいなどとお考えの社長さん

月々 12,000円/坪 くらいでいかが?

東京メトロ日本橋駅・茅場町駅から徒歩3分、三越前から徒歩8分、都営線宝町から徒歩6分、JR東京駅まで徒歩8分。

詳しいことは こちら から。

すごーくいい話だと思うんだけどなぁ~


複合機 コピー機のリース と オフィスの内装 パーテーション工事 は是非、弊社まで!

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テーマ:起業・独立への道 - ジャンル:ビジネス

2013年1月20日 塔ノ岳~鍋割山

丹沢 塔ノ岳山頂より

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山岳会の先輩と日光へスノーシューに行く予定だったが、その先輩がインフルエンザにかかってしまって中止。
それでも雪山に行きたい。

篭ノ塔山か赤城山あたりにでもソロで行こうと考えていた。

だが前日の土曜日、たまっていた仕事をし始めたら、なんだかんだで遅くなってしまった。

登山計画を練り、早朝発の運転はしんどい。

だから、何も調べなくても、何も考えなくても行ける塔ノ岳にした。

ワンパターン・・・

すでに何十回も登っている山だ。

しかし情報によれば、関東平野でさえ大雪だった14日の雪が、丹沢にはまだたっぷり残っているという。
これはトレーニングにももってこいだ。




家を出るのが遅かったこともあり、小田急の渋沢駅に着いたのが8時過ぎ。
いつもよりかなり遅目に大倉をスタート。

通称バカ尾根(大倉尾根)で塔ノ岳を目指す。

晴天。
気温3℃~5℃くらいか?

15分も歩くと暑くなってきて着ていたフリースを脱いで1枚になる。


駒止茶屋の手前にある平坦な場所でアイゼン装着。
きょうは6本爪。
丹沢なら軽アイゼンで大丈夫。


お腹が空いたから堀山の家でおいなりさん(いなり寿司)を2個食べる。
全く凍っていない。


そのうち富士山も見えてくる

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いつもなら苦しめられる階段は7割ほどが雪に埋もれている。
だからかえって歩きやすい。

更に高度を上げる。

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バカ尾根も雪が積もればとてもお利口で素晴らしい尾根だ。

大山方面。

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花立を過ぎ、山頂手前の小さなピークの積雪でこんな感じ。

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休憩を含めて約3時間で頂上へ。
なかなか良いペース。

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頂上の日当たりの良い場所では、もう雪が無かった。

山頂からの展望は動画で見てちょ。



南アルプスまでよく見えて最高。

他のハイカーは寒い寒いと言っているのだけど、オレ1枚しか着てない。
(メッシュのドライレイヤーは除く)

いつもそうなんだよね。
山に来ると体温が上がる特異体質なのかな?
それともバカなのか?


山頂で、しばし景色を堪能する。


まだ午前中。
サーモスのお湯で何か暖かいものを食べようかとも思ったが、体調が良いので鍋割山を経由することにする。

だから、のんびりもしていられない。

おいなりさんは油でコーティングされているから凍りにくいというが、きょうはどんな食料でも凍らないだろう。
残りの2個を食べ、ドライフルーツとナッツを混ぜこぜにした特製山食を食べたらすぐに出発。


金冷シまで下ったら鍋割山稜に入る。

小丸への登り返しは雪が深くてキツかった。

その先はアップダウンはあるものの、ブナが葉を落としているから爽快な陽だまりハイクだ。
雪も少ない。

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人も少ないから静かな山を楽しめる。


やがて鍋割山荘の建つ鍋割山の向こうに富士山。

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この先はまた雪が多くなる。

特に鍋割山荘裏側の斜面はやわらかい雪が多く、トレースはあるがそこそこ体力を使う。

そして到着。

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富士山もドーン。
少し霞んできたけど。

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さて、鍋割山と言えば名物の鍋焼きうどんだ。

もちろん何度も食べているが、ここに来たら食べなければいけない。

しかし、小一時間前においなりさんを食べたばかり。
しかも最近、この鍋焼きうどんが色々な雑誌などで紹介されていて、とても混んでいた。

というわけで、きょうはパス。
まあ、また食べに来ればいい。


ナッツ&ドライフルーツ&佐久間製菓のしょうがパワー「温体飴」食ってから下山開始。

雪道の下山は得意技。

後沢乗越でアイゼンをとる。

二俣に出ればもうすっかり雪はなかった。

そこからは長ーーーい、ながーーーーーーい西山林道で大倉に戻る。

この林道は眠気覚ましのため、そしてトレーニングのため、なるべく早足で歩いた。

けっこう疲れた。


大倉で靴を洗い、スパッツやアイゼンをザックにしまう。
バスの時間を確認したら、レストハウスで

大生!

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前回の塔ノ岳の記事は → ここ

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テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

2013年1月13日 陣場山~高尾山縦走

陣馬山頂上からの富士山

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山友達のWさんから1月の3連休はどこか山に行くのか?というメールがあった。

1月13日に日帰りで丹沢あたりに行こうかなと思っていると答えると、じゃあ高尾山に付き合ってくれないかという。

以前にも聞いてはいたが、少し前から膝を痛めてしまっていて、山の下りの際に激痛が走り、とても歩けないのだそうだ。

そこで、グルコサミン&コンドロイチンのサプリを飲み続けたり、ストレッチやウォーキングで治療していたという。

その成果を試しに山に行きたい。
そして万が一また痛みが出てもケーブルカーやリフトで下りられる高尾山か御岳山に付き合えというのだ。

もう一人の山仲間のWさんもOKしてくれているという。

まあ、言ってみれば痛みが出た場合に備えた付き人みたいなもの。


高尾山かぁ・・・・

ちょっとねぇ・・・・


しかし頼りにされているのに他の山に行ったりしたら男が廃る。

よし!行こう。

でも、前に行った時みたいにオレは陣馬山から縦走するから、途中の小仏城山で12時ごろ待ち合わせということにしてもらった。



というわけで、ひとり高尾駅7時35分発のバスに乗り陣馬高原下へ。

まずは陣馬山に登る。
高尾山口までは約19Kmのハイクだ。

地図読みの練習も兼ねて、2万5千分の1の地図で地形を確認しながら、しかも早く歩く。

陣馬山からの富士山

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写真の右奥には遠く南アルプスの山並みが見える。

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奥多摩方面。

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山頂で小休止と写真撮影。
水分補給して、干し柿とナッツを食べる。

ここから明王峠までは、ほぼ小走り。


正直に言おう!

身体を絞ってからというもの、やはり動きが違う。
10年前に戻ったとまではいえないが、2年~3年前よりは明らかに動ける。

これも昨年、痛風を発症したおかげだ。
そして西穂高岳に登れなかった情けない山行があったからだ。

「人間万事塞翁が馬」

だな。


明王峠を通り越し、堂所山の山頂は巻く。

景信山の景信小屋へ。

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ここからも富士山を見ることができる。

本当はここで名物のなめこうどんか、なめこ汁を食べたいのだが、城山で待ち合わせということなので、そこでゆっくりお昼を食べることにする。

かなり速いペースだが少し休んで先に進む。

トレランの人には負けるが、ハイカーには負けじと小走り&早歩き。
最近、ちょっとトレランもやってみたい気がするのだった。

小仏峠

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ここで携帯の電源を入れると、場所によってだがかろうじて電波が入る。

Wさん達に、少し早めに城山に着くが、ゆっくりなめこうどんでも食べながら待っているとメールしようとした。

するとWさんからのメールを受信。

電車を間違えて青梅線に乗ってしまったという。



_| ̄|○il|li ガクッ......

なんでやねん!


あの二人だけで大きな山に行ったら遭難することは間違いないな。
実に気楽なもんだ。

で、検討した結果一丁平で待ち合わせとなった。

ご飯をゆっくり食べるはずだった城山の茶屋でカロリーメイトとナッツと干し柿を食べる。

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こうなったら楽しみは下山後の蕎麦屋までとっておこう。



その後、一丁平で待つこと40分、二人と合流。

一丁平の少し上にある展望台からも素晴らしい景色が見える。
丹沢山塊と富士山だ。

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二人には、ここで持っている食料だけでランチを済ましてもらう。


そこから高尾山方面に向かい「氷の華」(シモバシラという植物)を探す。

冬の高尾山といえば、氷の華を見なければね。

注)氷の華については ここ でチェック。

しかし残念ながらこの日は気温が高く、大きな華は見ることができなかった。


高尾山の頂上は混雑しているだろうからパス。

薬王院まで下って参拝。


予想していた大混雑。

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さて、その後ケーブルカー駅方面に向かって舗装された登山道(登山道ではないか?)を下る。

しかし・・・

Wさんの膝が痛み出す。

本当に下りだけで激しい痛みが出るのだそうだ。
登りは全く問題ないのに。

なんとも痛ましい。
残念ながら治っていなかったわけだ。


仕方なく二人のWさん達はリフトで下りて、オレが先に下って蕎麦屋に並ぶということになる。

本当に高尾山で良かった。

落ち込むWさんと、もう一人のWさんをリフト乗り場の行列に残し、40分と表示されている登山口まで10分ちょいで走って下りてしまった。


先に髙橋家に入り、15分ほどで席に着く。

そして板わさ・焼き味噌でプハ~っとして二人を待つ。

注)髙橋家は ここ でチェック


もう山に登れないのではないかと更に落ち込むWさんに

「おごるから元気だしなよー」と言っても、そんなんじゃ元気でないよな。

山に行けないなんて考えられない。


少し飲んで蕎麦も食べて、ほろ酔いで京王線に乗り込む。


終点は新宿。
西口のションベン横丁・・・いや思い出横丁・鳥園でまた飲んで帰ったのは言うまでもない。


膝痛で悩んでいる知り合いは他にもいる。

自分だってそうなる可能性は充分あるわけで他人事ではない。

良い治療方法をご存知の方、是非とも情報をお寄せください。
お願いします。

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高尾山登山口 髙橋家 

髙橋家

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昨日は陣馬高原下から陣馬山に登り景信山・小仏城山・高尾山を通って高尾山口に下りた。

この高尾山口に下りる楽しみの一つは下山後の美味しい酒。
その酒のためには美味しいつまみが必要だ。

高尾山口にはたくさんの蕎麦屋が軒を連ねているけれど下山して一番近いのは髙橋家。

ずーっと昔からこの店で食べていたということもあり、実は他店にはあまり行ったことがない。
そして髙橋家が混んでいて仕方なく入った店が、たまたまパッとしない店だから、結局この髙橋家にもどるというパターン。

昨日は約15分待ちで着席。

連れの2名がリフトで下りてくるまでにまず板わさと焼き味噌を注文して生ビールを1杯。

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わさびがとても美味しい。

その後、厚焼き玉子焼きを注文して焼酎のそば湯割りを1杯。

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玉子焼き自体は至って普通だが、わさびの効いた海苔の佃煮をのせて食べると、これが素晴らしい。
ちょい甘の玉子焼きと海苔の風味、塩気、わさびのツンとした辛味が口中調味されて幸せが広がる。

締めは冷やしとろろ蕎麦を食べるというのが定番だ。

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とろろは別盛りなので、かけてもよし、つけ汁のようにして食べても良い。
店の人はかけて食べることを勧めている。

うずら卵とジュンサイも乗っている。
このジュンサイがまた美味しい。

テーブルに置かれた海苔はかけ放題。
これはうれしいサービスだ。

ここの蕎麦は、そば粉6割をとろろと上質粉で練り上げた機械打ちとメニューにも書かれている。

コシの強さはそば粉が少ないということ、とろろが入っているということ、機械で強めに打たれるということでそうなるのではないかな。
そのせいか蕎麦本来の香りはあまりない。

だが、どうしてここの「冷やしとろろ蕎麦」にハマってしまうかというと、硬い蕎麦なのに喉越しが良く、粘度が高く美味しいとろろとの相性が抜群だから。

そして、かけつゆに最適な細さも良い。

つゆの甘味は程よいけれど少ししょっぱめ。

そう思ったらそば湯を頼んで少し薄めると良い。
このそば湯がかなり美味しい。

まあ、山から下りてきた身体は塩分を欲しているので、これが調度良いのかもしれない。

観光地の蕎麦屋としては、かなり頑張っていると思う。

創業が天保年間というから180年くらいたっているのかな?
でも老舗にありがちな傲慢さは全くない。

店内には大きな柿の木が屋根を突き破って堂々と鎮座している。
和の雰囲気が高尾という土地にマッチしている。

ネットを見れば、こっちの方が美味しいとか、いや駅から遠いがこっちの店はミシュラン級だという情報も様々。
特に藪とか更科といったホンチャンと比べても仕方ない。

でも、ここの冷やしとろろ蕎麦は一度は食べて評価してもらいたい。

山登りメインの日はA級の高級料理を求めているわけではない。
下山して「うかい鳥山」っていう時間もなかろう。

だからと言ってB級というのも申し訳ない。

ここは山から下りて気軽に一杯飲む店、そして締め蕎麦の店として「いいね!」な蕎麦屋だ。

ちなみに紅葉などのハイシーズンは一時間待ちだったというウワサも・・・

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テーマ:蕎麦 - ジャンル:グルメ

2012年12月30日〜2013年1月1日 八ヶ岳 硫黄岳〜赤岳 越年登山

今年の越年登山は天候に恵まれず厳しかった。

硫黄岳山頂で自分で自分を撮る

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赤岳への登り
地蔵尾根より横岳方面

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展望無し、そして吹雪・・・

それでもやはり山で過ごす年末年始は素晴らしかった。


■2012年 12月30日


8時ちょうどの特急あずさは2号ではない…

ということは昨年の越年登山の記事でも書いた。


その記事は後でチェックしてもらうとして、新宿駅から8時ちょうどのスーパーあずさ5号に乗り込む。


グリーン車。
一年間なんとか仕事を頑張ったから豪華に行くのだ。


ゆっくりコーヒー を飲みながら車窓からの景色を眺める。

どんよりした曇り空。


高尾を過ぎてもいつも見える山々を見ることができない。
雨も降りはじめた。


10時過ぎに茅野に到着。

昨年の今日と全く同じ。

違うのは天気。
茅野も雨。


登山口は雪だろうか?
それとも雨のままか?


タクシーで行ってもいいなと思っていたが、すでに美濃戸口行きのバスが停車していて、それほど混雑していなかったのでそのバスに乗車。

登山口となる美濃戸口に11時過ぎに到着。


朝早いうちに サンドイッチを食べたきりだったのでお腹が空いていた。

昨年と同様に美濃戸まで行き、赤岳山荘か美濃戸山荘で蕎麦でも食べようと思っていたが、雨が降っていてイマイチ気分が乗らない。
少し出発を遅らせれば雨も止むかもしれないと思い美濃戸口の八ヶ岳山荘で蕎麦を食べた。

味はねぇ・・・
やはり我慢して先に進んで食べるべきだった。


登山届を提出し、身体も荷物も濡らさないように、雨でも雪でもド-ンと来い的装備を整えて出発。

美濃戸まで1時間の林道歩き。

雨で雪が所々シャーベット状になっている。

気温が氷点下になっていないのでゴアのアウター(フェニックス・マーベルピーク)の下は半袖のメッシュドライレイヤー(ファイントラック)+ベースレイヤー(パタゴニアR0.5)だけ。
それでも暑いくらい。


美濃戸を過ぎて北沢に入り、ゆるやかに登ってゆく。

しばらくすると雨は雪に変わり気温はグッと下がる。


積雪はこんな感じ

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きょうの目的地で宿泊地である赤岳鉱泉までは、天気が良ければ快適なスノーハイクといったところだが、きょうはとても快適とはいかない。

だから先を急ぐ。

午後2時過ぎに赤岳鉱泉着。

名物のアイスキャンディーでは大勢がアイスクライミングの練習をしていた。

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雪がだんだん激しく降りはじめた。
明日の天気はどうなのか・・・

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宿泊の手続きをして、寝床を確保。

鉱泉といっても冬季は風呂に入れない。
だからすぐにビールを買って同室の方にご挨拶。
そして、まずは乾杯。


部屋には炬燵があって、その炬燵に足を突っ込んで寝ることもできる。
こちら側に3人、向こう側に3人で。


その6人のうち、酒を飲むのは自分の他に2人だけ。
持ってきたウイスキーを振舞ったり、焼酎を振舞われたりしながら談笑。

明日のコースや、縦走の予定、今まで登った山々のハナシ・・・

山好きが集まれば話が尽きることはない。


夕飯はホッケ焼きとキムチ鍋。
ホッケはきちんと焼いてくれていて美味しい。
昨年も同じだった。

夕食後も飲みながら同室の皆と会話がはずむ。

しかし外は雪が激しく降っていて、明日の天候が非常に気になるところだ。


そのうち、一人二人と床に入り、自分も9時半頃には眠ってしまった。


■2012年12月31日


大晦日の朝。
赤岳鉱泉前の天気は曇り。

しかし分厚い雲が標高でいうと約2500m位からかかっている。

恐らくその雲の中は雪だ。
しかも風が強いだろう。


その天気を鑑みて直接赤岳に向かうか、それとも硫黄岳から横岳経由で赤岳に向かうか思案していた。


麓の天気予報は「曇り」だった。
もちろん山とは違うが回復傾向にあるのではないか?


ならば、予定通りまずは硫黄岳まで行く事にした。

出発前の記念撮影。

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同室で、同じく硫黄岳を目指す青年と撮りっこした。

彼はピストン。
ゆっくり登るということだったので先に出発する。


出だしはこんな樹林帯の中を登る。

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高度を上げると雪がちらついてきた。

もう少しで森林限界を超える。

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このあたりには雪が柔らかい急斜面があった。
アイゼンも効かず、ピックも刺さらないから登るのに難儀するし体力を消耗する。

しかも強風。


その先は雪崩に注意しなければならない場所なので、とっとと通過して標高2656mの赤岩の頭へ。

そこからは岩稜帯となる。


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更に風が強くなる中、夏沢鉱泉との分岐点に出る。

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凄まじいエビの尻尾だった。


そこから硫黄岳山頂までは猛烈な風雪と視界のきかない中を進まなければならない。

気温は体感で氷点下20℃~25℃程度だろう。

ゴーグルに息が入ってしまい、みるみる凍りつく。
ファンを回すが曇りがなかなかとれずルートを探すのに少し苦労した。


やっとのことで広い山頂に出る。

長居は無用だし、誰もいないので取り急ぎ自分で自分を撮影。

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2枚のうちの1枚。


相変わらず猛烈な風が吹いているし視界は悪い。

様子を見るために少しだけ横岳方面に向かってみる。


うーん・・・
これは厳しい・・・

悩む。
しかし立ち止まって思案していられる状況ではない。

撤退!


残念だが危険は回避しなければならない。


硫黄岳山頂の標識まで戻ると、3人のパーティーがいた。
シャッターを押してくれと頼まれた。

アウターグローブを取ってインナーグローブでシャッターを押すが、みるみる手がかじかむ。

じゃあ、こっちも頼むというわけで証拠写真を撮ってもらった。


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撤退と決まれば、この吹雪の状態から一刻も早く逃げ出したい。

赤岩の頭に向かって下る。

さらに下降して森林限界の広い斜面を速攻クリア。

樹林帯の中に入れば風がかなり弱まる。

あとは早い。
50代のおっさんにしては雪道の下りはお手のものだ。


途中で昨日、同室だった青年とすれ違う。
硫黄岳ピストンなのでゆっくり来たのだろう。

強風とルートファインディングに気をつけてと言って別れた。


しかし、下りの間ずっと考えていた。

いまスタート地点の赤岳鉱泉に下っている。
その先、どうするのだ?

今日は、赤岳で明日の初日の出を見るために赤岳展望荘に行く予定だった。
しかし赤岳鉱泉に戻ってきてしまった。


選択肢は3つだ


1.きょうはこれでオシマイ。赤岳鉱泉でもう一泊し、まったり正月を過ごして明日帰る。


2.きょうはこれでオシマイ。今ならこのまま美濃戸に下山して東京に帰っても夕方か夜には着く。家で年越し蕎麦を食べる。


3.行者小屋から地蔵尾根で、なにしろ赤岳展望荘まで行く!


1と2が現実的だ。

まったりゆったり正月を過ごせば良い。
暖かい部屋で、ビールとウイスキーが待っている。
あるいは帰れば家族の手料理が。


上空を見ればわかる。

赤岳も阿弥陀岳も横岳も全く見えない。
山頂方面は分厚い雲に覆われている。


だから3を選べば、さっきまでいた吹雪の中に再度突入することになる。
すでに気持ちも切れてしまっている。

が、赤岳から初日の出は見たい・・・


思案に暮れたらあせらないことだ。

サーモスのお湯を蓋に注いでゆっくり飲む。
熱い液体が胃袋の中に流れこむのがわかる。


行こう!

決めた。


3の再突入を選択。


カロリーメイト、ドライマンゴー、ナッツで昼メシ。

武者震い一発、切れかけた気持ちを奮い立たせて出発する。


行者小屋までの登りもきつく感じる。
しかし待ち構える急登に対応するために急がずに進む。


行者小屋

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ここからは本来ならば阿弥陀岳が大きく見えるはずなのだが全く見えなかった。

また水分を補給&ドライマンゴーをムシャムシャ。
成城石井で売っている7Dのドライマンゴーはマジ旨い。
ドライフルーツの最高峰である。


いよいよ地蔵尾根に取り付く。

やはり下の方の急な斜面では昨日降った柔らかい雪に難儀する。

雪に埋まりかかった鉄階段も昨年と同様、慎重にこなす。

先行者が見えた。

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高度を上げれば強風が容赦なく吹き付ける。

飛ばされたり、バランスを崩さないよう慎重に登らなければならない。
転べば奈落という箇所もある。


阿弥陀岳は全く見えない。
横岳方面の尖った岩が凍てついているのが見える。

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更に強風に耐えながらピッケルを突き刺しては少しづつ登る。

雪つぶては強風と組み合わされば凶器のようだ。
バラクラバで顔面をしっかりガードする。

一瞬、ガスが風に飛ばされて景色が見えたが、またすぐにガスった。
しかし、また見えそうだったので身体を確保して少しだけカメラを構えて待った。

見えた!

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一番左は恐らく横岳の手前にある日ノ岳だろう。

この景色だけでも見ることができてラッキーだ。


お地蔵さんが登山者を迎えてくれる地蔵の頭に着いてみると、お地蔵さんのお顔には発達したエビの尻尾。

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ピッケルで顔のエビの尻尾を砕こうとも思ったが、間違ってお地蔵さんを傷つけたりしたらまずいのでやめた。

地蔵の頭から少し赤岳に向かえば目的地の赤岳展望荘が見えてくる。

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厳しい山歩きの末に、山小屋が見えてくると嬉しくなることは良くあることだ。
あー、やっと着いたー!苦労が報われたー!
っていうことなのだろう。

しかしこの日、展望荘が見えた時はこの10年のうちの山登りで1番嬉しかった。


パンパンに張った脚、冷えた身体で重いドアを開け、中に入った時の暖かさは格別だ。



宿泊の手続きの際にいつものスギさんに顔を少しだけ覚えてくれていたのか
「良く来てくれてますかぁ?」と訊かれた。

「一年前の大晦日も来たし、よく来てるよ」と少しだけ盛って申告したら3人の個室にしてくれた。

一年前にも来たことは間違いないからね。


2段ベッドの下段に寝床を構えたら、ビールを買って飲むぜ。

フロントで買って暖かい食堂に行ったら、昨日も赤岳鉱泉で一緒だったSさんがいた。
鉱泉から赤岳展望荘にダイレクトで登って来たのだ。

Sさんは飲まないが、再会を祝して乾杯。

硫黄岳から一度降りて、ここまで登り返したと言うとビックリしていた。


その周りの方には持参したウイスキーを振る舞ってまた皆で山談義。
こんな日にここに集っているのは、山好きというより「山バカ」に近いわな。

そばでは大晦日パーティー用の生ハムとパルミジャーノ・レッジャーノがスライスされていた。


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5時半からバイキング形式の素晴らしい食事。

そして7時からは大晦日恒例のパーティーが始まる。


小屋のオーナーの挨拶の後、長野県警山岳警備隊の方による乾杯。

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赤白ワインも日本酒も飲み放題。
もちろん生ハムやパルミジャーノは食べ放題。

太っ腹だぜ展望荘。


昨年もご一緒させていただいた同年代の方数名とも一年ぶりの再会。


そしてじゃんけん大会!


山ブランドのグッズやウェア、『山と渓谷』『岳人』の一年分無料購読権、高速バスのチケットや展望荘の無料宿泊券をかけて山岳警備隊員とじゃんけんをする。


そして


当たった!


無料宿泊券

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やったぜ!
素晴らしい一年だったし、締めくくりまで良し!


こりゃ、また来なくちゃねーの記念撮影

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パーティーでいい加減飲み、年越し蕎麦が振舞われた後、続きは談話室で。

身体は疲れていたが、皆に誘われてまた談話室で紅白歌合戦を観ながらまた飲む。

司会の堀北真希ちゃんがあんまりキレイで目がシャキッ!だ。

美輪明宏の「ヨイトマケの唄」には鳥肌。


標高2722mの山小屋で過ごす大晦日とは思えない。

家族も友人もあの人もこの人も見てるのかな?
どんな大晦日なのかな?


そんなことを思っているうちに疲れがどっと出てきて、お先に失礼させてもらう。


明日の天気次第だが、初日の出を赤岳の頂上で見る!

初夢は、じゃんけん大会で当たったペア宿泊券で堀北真希ちゃんと展望荘に来る夢を見よう。

しかしどんな夢も見なかった。



■2013年1月1日



朝4時に目が覚めてしまった。

元旦

山小屋の朝。

まだ真っ暗だ。


日の出が6時55分なので6時少し過ぎに出発すれば山頂で御来光を拝める。


目をつぶるが眠くない。

そのうち同室の方が起きた。
天狗岳を越えて唐沢鉱泉まで縦走するそうだ。


5時。
天気の状況を見に行くらしいので、一緒に行く。


ドアを開けてみる。

一気に冷気が入ってくる。
強風・・・

しかもガスっていて何も見えない。


ご来光はダメそうだ・・・


同じように気になって起きてきて外の天気を確認する人が大勢いた。

そして口々に、これはダメだねと言って部屋に戻って行った。


それにしても今回はずっと天気に恵まれなかったなぁ・・・

まあ、それも山だ。


5時40分頃から朝食。

ちょっとしたおせちにお雑煮まで。


食べ終わって再び天気を確認。


残念ながら間違いなく初日の出は見ることができない。


赤岳に登ることも断念して下山することした。


諸々の準備を済ませて展望荘を出たのが7時だったので、展望荘の裏手から日の出の方角を撮影。

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お日様は見えないが、なんとなく明るくなっているので手を合わせる。

家内安全

商売繁盛

阪神優勝


を祈願。

2013年の幕開けだ!


それにしても風が強くて寒い。
氷点下15℃+風

地蔵の頭に向かって下る。

東側が明るくなりつつある。

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午後には天気が回復するのではないかな。


もう一日あれば、きっと素晴らしい景色も見れるだろう。

しかし元旦の夜は家族親兄弟が待っている。


また来ればいい。


慎重に地蔵尾根を下る。

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標高を下げると風も徐々に弱まる。


行者小屋まで降りればひと安心。

ここで小休止していたら一昨日から一緒のSさんが降りてきた。
夏沢鉱泉でもう一泊するのだそうだ。


また来年会いましょうと言われた。

そうしましょうと答えた。

こりゃ、常連さんになっちまいそうだ。


お互いに気をつけてと言って別れた。



南沢で美濃戸に下る。


スノーシューハイクでもしたくなるような雪原だ。

P1040629.jpg


ワカンも持ってきているが、トレースがついているので必要なかった。

P1040631.jpg


南沢は所々が凍っているのでアイゼンは着けていた方が良い。
滑って転んで怪我というのは避けたい。

美濃戸山荘で休憩してアイゼンを外す。

しかし外さなければ良かった。


林道は一昨日の雨のせいでツルツル。
車ばかりか、人も滑るわ滑るわ・・・

何度か転びそうになりながら、なんとか美濃戸口に戻る。

八ヶ岳山荘でアウターパンツを脱ぎ装備一式を片付ける。
義理堅いから暖かい場所で装備を片付けさせてもらったお礼にカレーうどんを注文した。
味は来た時の蕎麦と以下同文。

11時20分のバスで茅野駅へ。

12時半の特急あずさの乗車券と指定席を買おうとしたら、指定は売り切れで、グリーンも無いという。

13時半なら指定が取れるというが、元旦の茅野駅はキヨスクと立ち食いそばしか営業している店はない。
一杯飲みながらということもできないので自由席で帰ることにする。


しかし予想に反して自由席もそこそこ席が空いていて、すんなり座れた。


缶ビールを飲みながら、あずさの車窓から見た八ヶ岳南部は、編笠山を除いて、やはり山頂付近は少し雲がかかっている。


八ヶ岳はいつだってそこにある。
だからまた来ますと約束して目をつぶる。


隣に座っているニイちゃんが堀北真希ちゃんならいいなと妄想すればするほど美輪明宏がヨイトマケの唄を歌う。
だから寝るのはやめた。


たくさん来ているメールに返信したり、下山報告したり、フェイスブックとツイッターでいいね!したり、返信したり、コーヒー飲んだりしているうちに新宿着。


山から帰ればいつもの元旦のご馳走が待っている。

あー、なんて良い正月なんだろう。

「痛快云わん方なかりき。かかるコースも神の力をかりて無事予定通りの結果を得しは誠に幸いなり、神に感謝せり。ああ思いめぐらすものすべて感慨無量なり」
by加藤文太郎

皆さん、新年あけましておめでとうございます!

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辻本孝良

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