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サタデーナイトは大森ベルポートでオールディーズ・ナイト!

いよいよオールディーズナイトin大森ベルポートが今週末に迫った。

5月26日(土)は大森ベルポートでクールでポップな夜を過ごそう!
っていうお誘いね。

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池之上千秋ひきいるチャックンロールバンドの素晴らしい演奏とダンス、そしてビールにワインに、おつまみ・・・
たった2500円でこの楽しさは他にない!
しかも演奏はマジ本チャン。


今回は女性ゲストボーカルに
六本木「ロリーポップ」新宿「キャロルハウス」、銀座「タクト」、大宮「マッカーサー」、横浜「フライデー」、八重洲「「Hit Studio Tokyo」、各地「ケントス」等で活躍されているキョーコさんをお招きしています。



どんな曲が聴けるのか主催者のオレだって楽しみなのだ。
ちなみに今まで演奏された曲を思い出すと・・・

太陽は燃えている
ボーイハント
涙の太陽
シェイクラトルアンドロール
この胸のときめきを(エルビス)
東京ブギウギ
キッスは目にして
ツイスティンザナイトアウェイ
太陽のあたる場所
天使のささやき
卒業写真
心の旅
夢をあきらめないで
恋のかけひき
ダンシングクィーン
銀河鉄道999
ゲットレディー
ホットスタッフ
青い影
ジョニーB.グッド
君の瞳に恋してる
ハイウェイスター
ジョイトゥーザワールド(アンコール)

他にもにもイーグルスやビリー・ジョエル、J-POPもたくさんたくさん・・・・
あー楽しみだ!

今回は前座演奏もあるよ。

私も主催者の一人として会場で黒服&ポーター&パシリやってます。
(黒い服は着てない)

当日でも声をかけてくれれば前売り価格でオッケー。
一緒に飲もう!

このイベントは小さなお子様からロカビリー世代まで必ず楽しめる。

ご夫婦で、恋人や友人と、ご家族で、是非ご来場ください!

ちびっ子も格安で入場OK。踊りまくってる子もたくさんいます。

詳細は下記サイトでチェケダッ!

オールディーズナイト実行委員会公式サイト


ホント、2500円は絶対安いっす。赤字覚悟。

ロッケンロール!

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テーマ:オールディーズ(歌詞・作詞・作曲) - ジャンル:音楽

気仙沼大島からの「書き初め大会」展@銀座

どうだ!

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上手いだろ!

誰が書いたって?

気仙沼大島の子供たちだ。

4月1日に東日本大震災こころ応援団「遊結(ゆうゆう)」という団体が開催した書き初め大会で書いたものだ。

「遊結」は、私の山の若き仲間達が中心になって活動している団体で、その活動内容は頭が下がるものばかりだ。
だから微力ではあるが支援している。

いま、その書き初め大会の作品を銀座TSビル東日本復興応援プラザの2階で展示している。
数寄屋橋交差点ソニービルの対面、以前は東芝のビルだったとこ。
旭堂書店さんだったかな?本屋さんだった場所が今は東日本復興プラザで、その2階だ。

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写真では何度も見ているが、実物は圧巻だ。

その力強さと純粋さに心動かされる。

これは絶対に見たほうがいい。

今後も

6月9日~京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター

7月6日~品川宿交流館 本宿お休み処

などで展示する。


書いた子供たち本人から我々へのメッセージもある。

一例を紹介しよう。

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悪けど泣くぞ。

お前ら大人なんだから、しっかりやれよ!って言われてるようだ。

こう書かれている。(原文に忠実に書く)

「宮城県は東日本大震災でのひ害は、ものすごいものでした。そんななかでみなさんから届いた物資は、心のはげましになり、うれしかったです。ありがとうございました。でも東京でも震災のえいきょうは多少あったとおもいます。でもその中でおくってくださった物資、メッセージなどの感謝と、みなさんの生活が変わらなかったのかなどの心配をこめてこの文字を書きました。」

こんな子供たちのメッセージに応えるメッセージを残しに来てくれ!

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遊結の公式サイト → 東日本大震災こころ応援団 遊結

今後もまだまだ子供たちへの支援を行なっていきます。
みなさんの、ほんの気持ちで結構です。

支援のお願い → 被災地で子供たちの笑顔をつくるプロジェクトに協力してください!

よろしくお願いします。


テーマ:東日本大震災支援活動 - ジャンル:福祉・ボランティア

5月13日 陣馬山~高尾山 低山の縦走 

陣馬山からの富士山
右遠方の雪山は南アの塩見岳と悪沢岳

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先の情けない西穂高岳行で心に誓った通り、このところ飲酒は控えめだ。

仕事で飲むことは多いが、普段はなるべく飲むのをやめた。
月に1回か2回しか休肝日がなかったが、いまは週に3日か4日は休肝日にしている。

食事にも気をつかい、油物とプリン体の多い食物は極力避け、野菜を多く摂るようにしている。
おかげで、西穂前より体重は2Kg減、体脂肪率も2%減。

実に優秀だ。
エライ!


さて、更に体を絞るためには、やはり山歩きだ。

12日の土曜日は仕事だったし、電車やバスの時間を調べるのは面倒だったし、車の運転も面倒だったので面倒のない山・・・

塔ノ岳~鍋割山、伊豆ヶ岳~子ノ権現、陣馬山~高尾山縦走、高尾南山稜・・・など何度も何度も歩いていて、なーんにも調べなくても楽に行けちゃう山を考えた。

その中から、選んだ理由は省くけど遅目に出発できる陣馬山~高尾山の縦走に決定。

JR高尾駅から大勢のハイカーを乗せたバスに30分ほど揺られて陣馬高原下へ。

朝は少し肌寒いような気温。
でも薄いフリースを脱いで半袖1枚で歩き始める。

初めはこんな沢沿い。

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この日、体調は絶好調。
スイスイ登った。
やはり2kgの減量が功を奏しているのではないかな。

新緑のシャワーだ。

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山頂のすぐ下では白い花が群生していた。

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一応、写真を撮っていたら、近くにいた若くて綺麗なお嬢さんに
「これ、何ていう花なんですか?」
と訊かれた。

「ハハハ、ゴメン。ぜーんぜんわかりません!」
と答えた。

こんな時に「この花は〇〇という花さ、こんな山や、あんな山でもよく見かけるよ!」
なんて答えられたらカッコいいんだよなぁ~

快調に登って陣馬山頂

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すでに多くのハイカーが富士山を見ながらくつろいでいた。

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しかし山頂でまったりなどせずにドライフルーツとナッツを少し食べ、写真を撮ったら出発。

全行程19kmのアップダウン。
先は長い。
下りはほぼ小走り。

明王峠

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富士山はもう雲の中に隠れつつあった。

やはり山では朝早くから行動した人に多くのメリットがあるのだ。

更にズンズン進んで景信山。

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富士山は、ほぼ見えなくなっていた。

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早出早着は山の基本だ。

相模湖がよく見える。

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いつもなら、ここで名物の山菜天ぷらとか、なめこうどんを食べるのだが、きょうは違う。

なにしろ今回は山を楽しむのではなくトレーニングに来ているのだ。
山のトレーニングは山に登るのがベストだ!

ここまで標準時間に比べてかなりのハイペース。
しかし、まだまだ大丈夫。

身体を絞るとこんなにも動きが違うものなのかと実感。

景信山ではカロリーメイトで簡単にメシとした。

さて、ここで山友達のWさん御一行とケータイでコンタクトを取る。

同じ日に友人と高尾山ハイクに来るというので、城山あたりで落ち合うことになっていた。
そして下山したら蕎麦屋で飲もうってことで。

しかし、なかなか携帯がつながらない・・・
なんとかメールを受信したところ、もうすぐ城山に着くようだった。

こちらも景信山から城山に向かうと返信して先を急ぐ。
この日は小走り程度の速さで歩けた。
まあ、このコースはトレランの人もたくさんいるくらいだからね。
そのうちオレも走ってみようかなぁ。

途中、霞んではいたけど東京スカイツリーなんかも見えた。

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写真ではわからないだろうけど。

小仏峠

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さらに進んで城山着

休憩したり、お弁当食べたり、城山茶屋前はたくさんの人で賑わっていた。

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で肝心の2名を探す。
いたいた、Wさんとその友人に合流。

なめこ汁を1杯飲んだ。

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すんごくうまかった。

でも下山したら蕎麦が待っているからたくさんは食べない。

記念の1枚を撮ってもらう。

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そこから先は3人でゆっくりと歩く。

気持ちの良い道だ。

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季節も良いし。

途中で花を見て「わーなんて珍しい!」と大騒ぎして写真を撮っている2人のオバちゃんに遭遇。

この花

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花の名を訊いたら

キンラン

だそうだ。

後でググってみたら、絶滅危惧種なんだね。
奥高尾の自然を守らねば!

ひとつお利口になった。

一丁平からもみじ台を通り高尾山への登りが始まる階段の手前で行程会議。

高尾山の山頂は大大大混雑に決まっているのだから、行くのはやめて巻こうという意見もあった。
しかし、その大混雑やら賑わいを見るのもまた楽しみだったから行こうと誘う。

オレの意見が通った。
メズラシイ・・・

で、高尾山。

ギョエー!!!
この混雑だよー!

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なんじゃこりゃ~!
原宿の竹下通りかー

座る場所もない・・・

でもアイスキャンディー食べたぜ。

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うまかったよー
富士山はぜーんぜん見えなかったけどね。

下山は稲荷コースに行こうと思ったけど、なんだかズンズン下っているうちに違うコースになっていた。
まあ、ここで道迷いはどーやってもしないから絶対に高尾山口にはたどり着ける。

さあ、ビアだ!
板わさと焼き味噌だ!
蕎麦だ!
高橋家だ!

しかし、外まで人があふれている・・・
恐る恐る店に入ってみた。
たくさんの人が待っている。
順番待ちのために記入するノートを見た。
とんでもないくらい順番待ちの人がいた。

泣く泣くあきらめて違う店へ。

カンパーイ!

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ビールは1パイだけねー
ツーフーび良くない。

とろろはそこそこうまかった。

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しかし残念ながら蕎麦はトホホ・・・だった。

この蕎麦屋では少しビール飲んで、そのあとは焼酎飲んで、そんなに酔わずに帰途についた。

あー健康的だったー。

低山だけど、楽しくてトレーニングになった。

もうすぐ夏だ。
夏といえばアルプスだ。
更に身体を絞ろう。

そしていつ実現するかわからないが、夏の長期アルプス大縦走のためにも鍛えておかなければならないのだ。

昨年の震災後に歩いた陣馬山~高尾山は→ ここ で読んでね。


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一番情けない登山・・・西穂高岳独標へ

西穂高岳(一番左のピーク)中央は西穂独標

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「足、どう?まだ痛む?」
岩崎さんが私を気遣って訊いてくれる。

しかし「申し訳ありません・・・昨日より痛いです・・・」と答えなければならなかった。


4月30日の朝5時。
西穂山荘の朝食は5時半からだから我々と同室の他の4名もモゾモゾと起きだしたようだ。

「この足ではかなり遅くなるし、痛みでどこまで行けるかわからないから岩崎さんはなにしろ先に行ってください。僕はゆっくりゆっくり行けるところまで行きます。だめだと思ったらすぐに引き返します」

山岳会の先輩である岩崎さんからGWに西穂高岳をやらないかとお誘いがあったのは4月の中旬。
毎年恒例のGW残雪登山、自分では漠然と槍ヶ岳とか五竜岳あたりを考えていたのだが、西穂ときいて即「お伴します!」と回答した。

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岩崎さんは年上だが、山歴だけは私の方が長い。
長いが緩い。
そして、いまはこのザマだ。
痛みで普通に歩けない。

昨日はなんとか小屋まで登って来たが 、西穂高岳どころじゃない、独標すら踏めないかもしれない。
だから今、岩崎さんに単独で山頂を目指してほしいと お願いした。是非西穂高岳の頂を踏んで来て欲しかった。
というより、なんとしても楽しい日にしてもらいたかった。
オレの脚のせいで気を遣わせてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


5時半から朝食。
いつもならご飯は2杯は食べるのだが、なんだか食欲もない。
足の痛みが常に頭のどこかにある。

食後すぐに岩崎さんは西穂高岳を目指して小屋を発った。
その後姿を見送りながら山の神様に、岩崎さんがニシホの山頂に立てることと無事を祈願した。

自分もサブザックに防寒着、アウターシェル、テルモス(サーモス)、行動食、非常食、ツェルトやら非常用グッズ等を詰め込む。
靴紐を締めあげながら、冬用のブーツも今シーズンは今日が最後の出番かななどと思った。

これが数カ月前に初めて痛風を発症した時だったら恐らくこんなに強く締め上げることは出来なかっただろう。
あの時はすごく腫れていたし、もっと痛かった。
そもそも、この小屋まで登ってくることもできなかっただろう。
今回の痛風は前回より軽度の痛みで、その点だけはラッキーだ。

昨日の朝、まさにこの山行当日の早朝、起きてみると右足の親指付け根付近が痛かった。
そしてその痛みは経験がある痛みだった。
ほんの数週間前には学生時代にスキーでヒビが入った左足の踝付近が炎症をおこして痛みが出たこともあった。
それはちょっと無理なジョギングが原因だったのだが、その痛みとは別物だった。

痛風の再発に間違いない。

痛風・・・

仲間や友人にも痛風持ちは数人いる。
しかし今年の初めまでは自分には全く関係のないことだと思っていた。
その痛風持ちになったことは家族や親しい友人知人には話していたが、あまり自慢できることではないから話す必要がなければ話してはいない。
TwitterやFacebook、ブログにも書いていない。

そして発症後はそこそこ節制していたつもりだったが、このところまた元にもどりつつあった。
喉元過ぎて熱さを忘れちまった・・・
先々週など、八丁堀にあるモツ鍋の名店「一慶」で友人のK弁護士と名物の炙りモツを、ビールと一緒にしこたま食べた。
そして一昨日、山に行く前日は嬉しくて眠れないと困るのでワインとウィスキーをこれまた、しこたま飲んだ。

そんな悪い生活習慣に戻っていたことも事実だ。
痛風は、そんな慢心を見逃しはしない。
痛風恐るべし・・・
というより自分がアホバカなのだ。

小屋の前でスパッツとアイゼンを装着してピッケルを手にする。
凛とした気持ちになる瞬間。
正月の八ヶ岳赤岳以来だ。

まずはひと登りの西穂丸山に向かう。
せめて独標、あわよくばピラミッドピークまでは行きたい。

右足に強く加重すると痛むから引きずるようにして登る。
だからといって全く加重せずに登ることは不可能だ。
朝6時半、雪が締まっていてアイゼンが良く利く。

カラフルな流行りのウェアを着て、ローカットのトレランシューズに軽アイゼンを着けた山ガール&ボーイにヒョイっと抜かれた。
丸山まで行くのかな?
ローカットの靴で雪は靴の中に入らないのかな?
まあ、この時期なら凍傷にはならないのだろうけど・・・
あまり納得はできない。

なんとか通常の1.5倍くらいの時間をかけて丸山にたどり着く。

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上の写真は前日に撮影したものだ。

こちらも前日、岩崎さんと撮った写真。

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後方に聳えるのが西穂高岳。

昨日は山小屋まで痛風の足でスローペースで登って来たが、それでも時間が余った。
新穂高ロープウェイ駅の蕎麦屋さんが言うには、4月30日、すなわち今日は午後から天気が悪くなるし、もしかしたら午前中からガスが出るかもしれないと聞いていた。だから景色が見えなくなっては大変ということで丸山までは昨日も登っていたのだ。

ここで少し休憩。

ニシホの反対側の景色は焼岳や乗鞍岳が美しい。

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(これも前日4月29日に撮影した)


丸山からは斜度がきつい雪面の登り。
2歩進んではピッケルを突き刺して止まる。

イテーよ~、イテーよ~

すでに森林限界は超えていて風が吹けば寒いくらいだ。
陽が出ていない曇り空。
しかし景色は見える。
北アルプスのすごい景色が。

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岩崎さんはすでに独標を越えているだろうか?
60歳を過ぎても日頃から節制して大きな山を目指す志が素晴らしい。

それに比べてオレはどうだ?

山に行く当日に痛風になる奴なんかいるか?
アホだ。
マジで泣けてくる。

確かに仕事で飲む機会も多いが、そんなの毎日ではない。
ようするに普段の生活習慣が悪いのだ。
この生活習慣を改善しなければ穂高に来る資格なんかない!

時間はかかったが独標直下の岩稜帯まできた。
さっきの山ガール&ボーイが 休憩していて、ここから進まずに下ろうと話していた。

オレはさらに進むのか?
足は相変わらず痛い。
しかし進む。
いまここ、穂高にいるということ、そして高度を上げるとともに変わる山の景色が痛みに勝っている。

だから岩に取り付く。

普段なら何ということはない岩場だが、踏ん張ると痛む右足を庇いながら登っていかなければならない。
岩と雪、時々氷のミックス。
右脚のアイゼン前爪で立つことができないから、うまい足がかりを探しながら登る。
痛みに耐えながら独標まではなんとか行きたいという気持ちだけだ。

これまで痛風の痛みに耐えながら独標まで登った人はいるのだろうか?
もしいなければオレが最初の痛風登山者だ!
ウェストンや嘉門次のように顔入りのレリーフでも作ってくれるかな?
そのレリーフに刻まれる文句はこうだ。

「痛風の脚で登ってきた呆れてものが言えないバカな山愛好家」

気絶まではいかないが、痛みに耐えて登っていると脚ではなく脳みその奥のほうが重い。
近くに登山者はいないし、ほぼ岩が露出しているので金属(アイゼン)が岩と当たる音、こする音、そして自分の呼吸している音しかしない。
いつもの状態ならば、それほど難しくはない岩場を慎重に慎重に三点支持で高度を上げる。

そして、着いた。

西穂独標

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誰もいない。
ドサっと座りこむというより、へたれこむ。
痛む脚を休ませたかった。
休ませたところで痛みが治まるわけではないのだけれど。

山名標識の向こうに真っ白い笠ヶ岳がデーンと鎮座している。
その右に抜戸岳。

東には、今いる西穂独標からピラミッドピーク、西穂高岳へ続く岩の稜線。
その先にはジャンダルムと昨年の秋にも登った奥穂高岳。

奥穂高岳から吊尾根に連なる北穂高岳。

荒々しい穂高連峰にあって吊尾根が描く優美な曲線は見る者を釘付けにしてしまうだろう。
見とれていれば少しだけ痛みを忘れる。

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その先は明神岳、眼下には梓川が流れその梓川をはさんで夏に登る予定の霞沢岳。

梓川の下流には上高地のバスターミナルや帝国ホテルの屋根が見える。
河童橋から見上げる穂高の逆の景色だ。

更に遠くを見ればまだ真っ白な乗鞍岳、その手前は 焼岳…

ここから見える名山を全て同定したならば枚挙にいとまがないだろう。

とんでもない景色が痛みを 消してくれる。

そのとんでもないのは動画で見てね。




ピラミッドピーク、そして更にその向こうに岩崎さんの姿を探すが見えなかった。
見えたとしても山が大きくて見つけられないかもしれない。

西穂に続く稜線を眺める。
この先、独標からの 下りは垂直に近い。

ピラミッドピークまで行けるか?

筋肉は全く問題ない。
心肺機能も心配ない。
(ここ少し笑うとこ)
しかも曇ってはいるが天気も悪くない。
午後3時頃までは荒れはしないだろう。

しかし痛風の痛み、こいつだけがオレを苛む。

踏ん張りのきかない右足では時間的に考えてもこの先は無理だ。

撤退を決意。

悔しさがこみ上げる。
いままで経験したことのない敗北感 。
山の厳しさとか、嵐や吹雪で撤退したのではない。
自分のいい加減な生活、不養生のせいで撤退するなんてクソだ。

穂高の山々を前に自分の不甲斐無さに打ちのめされていた。

3人のパーティーが登って来た。
西穂の山頂まで行くという。
写真を撮ってあげた。
ついでに撮ってもらった。

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もっと行かないのかと訊かれたので、行けないと答えた。
恥ずかしいから痛風が痛むとは言わなかった。
先に進む彼らに、気をつけてと言って見送った。

まだまだ景色を見ていたくてアウタージャケットを着込む。
相変わらず足は痛む。
そしてここは穂高。
おかしな気分だ。

次は単独の方が登って来た。

同じようにニシホを目指すのか?と訊かれた。
行かないと答えた。

シャッターを押してあげた。
ついでだから、またこちらも撮ってもらった。

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その人は、しばらく先に進むかどうするか迷っていた。
広島から来たので、せっかくだしなぁ・・・と言っていた。

後押しはしない。
私はガイドの資格も持ってなければアドバイスする力量もない。
しかも生活習慣病のオジサンだ。

結局、その人はニシホを目指して先に進んだ。
「気をつけて」と言って見送った。
羨ましかった。

このままずっとここにいるわけにもいかないので西穂山荘に向かって、登ってきた道を下る。
岩崎さんとはそこで落ち合うことになっている。

またまた独標からの岩場・・・
いつもと違う意味でキツイ・・・というか痛い。

前回は3日目で痛みは消えた。
昨日はアルコールを口にしなかったから、一日で痛みも治まるのではないかという期待は見事にはずれた。
しかし今回も明日になれば痛みは消えるのではないかな。
よりによって何でこんな時に・・・
くそー・・・

慎重に下って見あげれば独標

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少し平らなところで痛み止め休憩。

その先もゆっくりゆっくり下る。

昨日、夕食後の団欒タイムで、ある人が独標の手前あたりで冬毛の雷鳥を見たと言っていた。
それを思い出し、2~3歩進んでは雷鳥を探した。

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しかし残念ながら会えなかった。

急峻な岩稜帯は風で雪が吹き飛ばされて岩が露出しているが、このあたりから小屋までは雪が多くなる。
その方が痛みが少なく歩ける。

非常に時間はかかったが、なんとか西穂山荘にたどり着いた。

外でスパッツとアイゼンをはずし宿泊者用の玄関口で靴紐を緩めた。
緩めたところで痛みが軽減するわけではなかった。

デポしてある荷物とサブザックの荷物をまとめてから山荘で大休憩。
岩崎さんを待つ。

こちらは昼はレストランで夜は自炊の方々のスペース&談話室。

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もちろんビールなんかNG。
そもそもまだロープウェイ駅の西穂高口まで下りがあるから飲みはしないが、昨日も今日も飲んでない。
山小屋に泊まったのにビールを飲まないなんて初めてだ。

西穂山荘名物のラーメンも我慢し、きょうの昼食用に持ってきていた、いなり寿司を食べた。
ラーメンは痛風に良くないからだ。
あとは行動食のナッツ&ドライフルーツ。

山荘にはケーキセットを注文。

りんごのシブースト

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シブーストが何なのかは理解していないが、非常に美味しかった。
コーヒーも美味しい。

家族にメールしたり、お土産を見たりして1時間20分も過ごした頃にAUの携帯に電話。
岩崎さんからだった。
すでに小屋付近まで降りてきてきているという。
小屋の食堂にいることを伝えると、間もなく帰還。

おめでとうございます!

小屋ではみやげ話をたくさんしてもらい、その後西穂高口まで下る。

槍の穂先が少しだけ見えた。

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帰りの中央高速道は激しく渋滞していたが、そんな中でもいろいろな話を聞かせてもらった。
山の話をしていると、あっという間に時が過ぎる。

今回の山行で、健康の重要さを思い知らされた。
健康診断の度に、尿酸値が高い、γ-GTPの数値がダメ、体脂肪率が少し高め・・・・
などと言われているにもかかわらず、オレは大丈夫!などと高をくくっていた。

しかし、もう若くない。
だから、もし山を続けたいのならあんたの生活習慣を変えなさい!と穂高が教えてくれたのだ。

徳川家康が三方原で武田軍に敗れたあとに描かせた肖像画を常に戒めとしていたように、この岩崎さんからいただいた写真を自分の戒めとする。

登れなかった2012年4月30日の西穂高岳山頂
RIMG0169-201204300846_R.jpg

そして

捲土重来


穂高の山々に誓った。


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プロフィール

辻本孝良

Author:辻本孝良
東京都中央区で会社経営してますがビジネス関係の記事はほぼありません。
山とか酒とかB級グルメとか阪神タイガースとかの、どうにもならないような記事ばっかりです。

50歳を過ぎているというのに志の低いブログでごめんなさい。

会社のサイトは 

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