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見つけた!サントリーオールドのCM 開高健@NY

長年探していたCMがYouTubeにアップされていた。



飲み屋で一杯やりながらツイッターでツイ友とやりとりしているうちに思い出した。

以前にも探したことがあったけど見つからなかったCM。

懐かしい・・・

右の目は熱く、左の目は冷たく、心には氷の炎を持て。(開高健)

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テーマ:音楽 - ジャンル:音楽

黒斑山でスノーシュー事始め 2012年1月15日(単独)

黒斑山頂上
浅間山ドーン!

P1030155.jpg

2年前に買ったスノーシューが眠ったままだ。
家で装着する練習だけはしたが、まだ一度も山で使っていない。

ずいぶん昔、初めてスノーシューを見たとき「なんじゃありゃ?」と思ったものだ。

こっちはワカン(輪カンジキ)だったが、その西洋カンジキはバッコンバッコンとカカトが上がるのに雪の上をスムーズに歩いていた。

そして、その形状を見て、もしかしたらあれは下りではスキーのように滑ることができるのではないか!
だったら凄い!
きっと奴らはグリーン・ベレーのような特殊部隊なのではないか!
と思ったものだ。
まあスキーのように滑るのは無理だったが、それからまたたく間にスノーシューは冬山のマストアイテムとして定着した。

だが考えてみたら、この数年は輪カンジキもたいして使っていない。
そんな深い雪の山に行かなくなった・・・というより行けなくなった。
技術や体力だけでなく起業・独立するときの約束でもあった。

しかし、このスノーシューでハイキングとかトレッキングは実に楽しそうだ。
フカフカで平坦な雪原なんかだったら最高。
しかも簡単で安全。
なんだかオシャレ。
欧米だ!

スノーシューハイクは仲間からのお誘いや所属する山の会でも企画はあったが日程などの問題で行けなかった。
車に積んでいても皆が持たないから置いて行く山行もあった。

だが、いつまでも使わずに置いておけない!
そして早く実際に使ってみたい!
そんな焦りまで感じるこの頃であった。

金曜日まで、たて続けに新年会に出席。
そして土曜日も仕事。
日曜日は家事やって静養かなぁ・・・などと思っていたが、やっぱり休めるなら山に行きたい。
もし行けたとしたら今年に入って3週連続で週末は山だ。

入門の山とその天気を調べると黒斑山が良さそうだった。
スノーシューで登る人も多いらしい。

よーし、行っちゃえ!

1月15日(日)

朝5時に出発。
関越道から上信越道に入る。

妙義山が見える頃に空が白む。

横川S.Aで朝食。
ここの○○はあまり美味しくなかった。

S.Aを出発する頃にはすっかり明るくなり小諸I.Cで高速を降りて高峰高原に向かう。
チェリーパークラインは雪道でカーブの連続。
上部はかなり凍結していて注意が必要だった。

アサマ2000スキー場の駐車場で係りの方に黒斑山に行くのだがここに停めていいのかと聞いたら、ここより高峰高原ホテルの駐車場の方が登山口に近いよと教えてくれた。
どちらも無料。

高峰高原ホテルまで戻って車を停めた。

手前にあった公衆トイレが閉鎖されていたのでホテル従業員の方にトイレを聞いたらホテル内でどうぞと。
親切だ。
しかもエントランスから出る時には「いってらっしゃい気をつけて」と数名に言われた。
下山したらここで何か食べるか飲むことが決定。

朝の気温は氷点下9℃。
登山口の「山の神」にご挨拶して入山。

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浅間山の警戒レベルは1。
噴火の可能性は低い。
だが平常でも入山規制は常にある。
黒斑山などの外輪山までと火山館コースと呼ばれる賽の河原を経て前掛山に至る登山道ならば入山できる。

それにしてもスノーシューが必要なほど雪が深いわけではない。
トレースもしっかりしているし先行者も足跡から推測して3人はいる。

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もちろんラッセルがあるとは思っていなかったが、これじゃあなぁ・・・

しかし何しろ目的通り初めからスノーシューを装着する。
取り付けに関しては家で練習していたから、まあまあうまくできた。
これがマイ・スノーシュー。

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2年前に石井スポーツで買った。
登りでも平坦な場所でも素晴らしいよーって店の人が言っていた。
だいたいは勧められたものを買うから、こんな楽でいい客もいないよICIさん。

まあとにかくこれで歩く。
スノーシューデビュー。

おお!歩きやすい!
ワカンのように足を回しこむ必要が無い。
はいた感覚は思っていたよりずっと軽い。

できるだけトレースを外し、植生に注意しながらこんな新雪の深そうなところを歩く。

P1030135.jpg

確かに浮力は良い。


きつめの登りでは、つま先の爪が雪面にくい込んでグリップしてくれる。
なるほど、だから急な雪面はキックステップで登れる。
しかもヒールリフターを上げることで足への負担を軽くできる。
おー、これはなかなか優れものだ!

しかしヒールリフターを下りで使用すると非常に恐ろしいことも判った。

それから岩が露出していて、しかも狭くて足の置き場所が限られるような場合にはかなり難儀する。
右のスノーシューを左で踏んだりすれば転倒の危険も。
クロスさせてはダメだ。
まあ他にスノーシューには重量とガサの問題とか、アイゼンと併用できないなどのデメリットもある。

そんな風に試行錯誤・悪戦苦闘しながら登っていた。
他にもスノーシューで登っている人が1人いた。
他の登山者ははアイゼンか何もなし。


尾根に出る手前で浅間山と対面。

避難シェルターは浅間山が噴火した時に逃げ込む。

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ここからは岩が所々で露出した登りになりそうなのでスノーシューを外した。
良い練習ができたしマスターした。(と思う)
まあ、もしもっとずっと雪が深い黒斑山に来るとしたらワカンの方が良いような気がする。

休憩。ドライマンゴーを食べる。
アイゼンは無しでも大丈夫そうだったので、とりあえず着けずに進む。

避難シェルターから少し先で展望の良い場所に出る。
浅間山と左にトーミの頭というピークが見える。

P1030145.jpg

そのトーミの頭からの展望

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富士山も見えていた。

このトーミの頭を越して

黒斑山の山頂だ!

浅間山がデカイ。

P1030155.jpg

絶景かな絶景かな!
浅間山は素晴らしい姿だ。
深田百名山でもある。
しかし火口から4km以内に入ることはできない。

外輪山が一望できる。

動画でどーぞ。



山頂にいらっしゃったご夫婦にシャッターを押していただいた。

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もちろん気温は低いが風が弱いのでそれほど寒さを感じない。

スノーシューデビューにあたり大汗を覚悟していたので下着はドライレイヤー。
中間着はパタゴニアのR.5で、その上にゴアのハードシェル。
おかげで汗は速乾、肌はドライなのに保温は抜群と、この日には最適なレイヤードだった。

山頂で五目いなり寿司を1個食べる。
少しだけ凍っていたが問題なく食べられた。

下りは一旦トーミの頭に下り、その少し先で中コースと呼ばれる山腹の樹林帯へ。

眺望は無いが静かな雪が積った森の中を軽快に下ることができる。
カモシカやウサギの足跡などを探しながら。

誰にも会うことなく下りてきて、スキー場が見えてくれば出発した登山口は近い。

山の神にお礼参りしてから車に戻る。
靴やスパッツを脱ぎ、高峰高原ホテルのレストランへ。

親切にしてくれたお礼に特製カレーのサラダ・コーヒーセット1760円を注文。
味は・・・ナイショ。
運転があるからビールを飲めないのが残念。

スキー場がすぐそこだから回数券でも買い、レンタルスキーで2~3本滑りたいところだったが関越道の渋滞を考えてやめた。

そのおかげで帰途はダイナ・ワシントンの2枚組CDを聴きながら快適ドライブ。

夕方には帰り、ひとっ風呂(ぷろ)浴びて、ビール飲みながら大河ドラマ「平清盛」を見たら疲れがドッと出たのか眠ってしまった。

黒斑山はスノーシューの山じゃなかったかもしれない。
やはり入笠山とか霧ケ峰、美ヶ原、北八ヶ岳などの方が良かったか?

いや、それでも良い練習になった。
それに黒斑山は高峰温泉に泊まって水ノ塔山・篭ノ登山とセットにしたら素晴らしいだろうなと思った。
あるいはアサマ2000でスキーとセットにしても良いかも。

それからスノーシューは広い雪原ハイクで是非とも使いたい。

次はどこに行こうか。

実現させなければならない山旅がまたまたたくさん増えた。

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テーマ:登山 - ジャンル:スポーツ

高尾山に氷の華を見に行こう!2012年1月9日

これが氷の華

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冬の高尾山から城山あたりで観賞することができる。

一体なにかと言えば「シモバシラ」という草だ。
根っこから運ばれた水分が枯れた茎から沁み出る。
それが凍る。
そんなことを繰り返すうちに氷の華のようになるのだそうだ。
(詳細はググって調べてください)

実はこの氷の華のマル秘スポットを知っているのだ。

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以前そんな話を山の仲間にしていたら最近になって、それなら連れて行けというリクエストがあった。
んじゃ、ということで行くことになった。

メンバーは昨年の秋に涸沢~奥穂高岳に行った時の4名。

新宿集合。
JR高尾駅からバスで小仏へ。

まずは景信山に登る。

行動中は汗をかくような陽気。

例によってシャツ1枚で充分。
あ、もちろん人によりますが・・・

景信山からは富士山が見えた。

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富士山はこの後、雲の中に隠れてしまった。
富士山は、朝早いうちの方が綺麗に見える。
早起きは三千円くらいの得。

景信山のかげ信小屋は山菜の天ぷらとか、なめこうどん、なめこ汁が美味しいのだが、いかんせんまだ早い。

先に進む。

一応、記念撮影

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城山周辺の氷の華スポットでシモバシラを観賞。
今年のは小ぶりだ。

自然が作りだす不思議な華。
高尾山の山頂下付近でも結構見ることができた。

見たい人はガイドするからメールください。
お礼は蕎麦とビールをおごってね。

高尾山の山頂は恐らく原宿竹下通り状態だろうからパス。
巻き道で薬王院に参拝。
山の初詣だ。

高尾山には天狗様がたくさんいるよね。

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この穴をくぐって鐘を鳴らすとご利益がある。

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その後は蕎麦を目指して1号路という、ほぼ舗装された道で高尾山口まで下る。
舗装道路!

蛸杉には、いつのまにか金網の柵ができていた。

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で、下山したら高橋家さんへ!

まずは板わさで乾杯!
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焼き味噌
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焼酎のそば湯割
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締めはやっぱり「とろろそば」
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これはけっこう旨い。
大のお気に入り。
蕎麦ととろろのハーモニーが素晴らしい。
しかも量がしっかりある。

ほろ酔いでそのまま新宿で2次会。

スチャっと行けて自然と触れ合える。
奥高尾は、やっぱり良いところだった。
特にソバが。

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走り初め 皇居の濠に 水澄まむ

タイトルの歌だが、笑ってはいけない。

真面目に詠んでいるのだ。

きょうの桜田濠
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正月のクッチャネで、体重がまずいことになっている。
たるみ過ぎ。
大垂峠。

だから皇居を1周ジョグしてきた。

たるみきった身体と精神にはキツかった。

桜田濠の水のように凛として、そして澄んだ気持ちで今年も頑張ろうと思ったのだった。


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赤岳 2011年12月30日~2012年1月1日(単独)

八ヶ岳連峰 赤岳 2899m

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2011年12月31日に登頂
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ゆっくりゆっくりの登山だった。

というより宴会山行か?



【2011年12月30日】


朝8時ちょうどに新宿を発つ特急あずさは2号ではない。5号である。
しかもスーパーあずさ号だから停車駅が少ない。
だから速い。
まあ、兄弟デュオ狩人の歌を知らなければ 訳のわからないことだし、どうでもいいことだな。

その、あずさの車中でコーヒーを飲みながら車窓から見える山々を眺める。
きょう麓まで入る八ヶ岳も見えている。

雲が全くかかっていない。
天気は良さそうだ。
明日も明後日も同じような天気なら申し分ないのだがな・・・

10時少し過ぎに茅野で下車。

バスに乗り換え、登山口となる美濃戸口に着いたのは11時過ぎ。

そこで登山計画書を提出し、装備を調えたら出発。
冬山装備はなんだかんだで結構な時間がかかる。

しかし、この日は急ぐ必要がない。
赤岳鉱泉小屋まで、ゆっくりのんびり歩けば良い。

天気はスーパーあずさから見た通りで全く問題なし。
ある程度の登りはあるが、雪も少なくて快適なハイキングだ。

写真を撮ったりしながら1時間くらいで美濃戸。

ここの赤岳山荘で肉そばを食べる。

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このワンコにずーっと見つめられながらのランチタイム。

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一部の山ヤに人気のワンコだ。


腹ごしらえができたら北沢のルートへ。

沢は所々で凍っていたが、雪は本当に少ない。
日当たりの良い場所は雪が着いていないのでカモシカ君たちが草を食んでいた。

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歩き進むうち次第に雪も増えてくる。

横岳の大同心と小同心が大きく見えてきた。

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風も無くて最高のコンディション。
明日もこうであって欲しいと祈っているうちに赤岳鉱泉に到着。

名物のアイスキャンディーにはアイスクライマーがへばり付いていた。

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赤岳鉱泉は綺麗な小屋だ。

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マムート、ノース、ミレーなど有名ブランドギヤの展示などもあった。
でも冬期は風呂に入れないよ。

チェックインを済ませ、先ずは寝床を確保。

そしてビアだ。

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おつかれちゃ~ん。

5時の夕食までまだまだ時間がある。

ビール2本の後は、ペットボトルに入れて持ってきたウイスキーをサーモスのお湯で割って、同じテーブルにいた方々と話などしながらチビチビ飲んでいた。

夕飯はこれ。

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食後は大部屋に戻ってまたウイスキー。

隣にいた会津若松の方と話が弾む。

スノーシューを2年前に買ったが、まだ一度も使っていない。
だから早くスノーシュートレッキングに行きたいという話をしたら、猫魔ヶ岳や雄国沼などの良いコースをたくさん教えてくれた。

近くの方も話に加わって明日予定しているコースの話しになる。

自分は、明日は赤岳を鉱泉からピストンで登り、鉱泉にもう一泊して元旦に硫黄岳に登って帰る予定だと話した。

すると、元旦までいるのにご来光は見ないの?と・・・

天気は元旦の午前中までは安定しているのではないか?
ならば初日の出を見る絶好のチャンスではないか?

その方は赤岳展望荘で初日の出を見るという。

なーるほど。
言われてみればその通り。

予定変更!

明日は赤岳展望荘泊だ。
赤岳鉱泉さんには了解を得た。

大晦日の展望荘は、日本酒とワインが飲み放題なのだそうだ。
それを聞いたので持参した自分のワインも皆さんと全て飲んだ。

好い加減に酔ったが、寝る前に少しだけ極寒の表に出てみる。

星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星星・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日も穏やかな晴れであることを祈って9時には床に入る。

スキー以外で本格的に雪山に来た(連れてこられた)のは、この赤岳だった。
テントの中で夜中に首とか肩のあたりが濡れている気がして起きてみると、シュラフとシュラフカバーの間が濡れていた。
カバーをはがすと、それがとたんに凍る。
テントの内側も凍っている。

「なんじゃこりゃ!?」
「こんなところに来とうはなかった!」
と叫んだものだ。

あれからもう30年近くが経つんだなぁ・・・

暖かい布団の中でノスタルジックになっているうちに眠ってしまった。


【2011年12月31日】


大晦日の朝。

朝食の後、ゆっくりゆっくり支度する。

急ぐことはない。
赤岳に登り、体力に余裕があれば阿弥陀岳へ行こう。
そして赤岳展望荘まで戻れば良い。

行者小屋までは必要ないとも思ったが、足馴らしも兼ねてアイゼンを装着。

アウターのパンツとジャケットを着たが、ベンチレーションのためのファスナーはパンツ、ジャケットとも全開。
スパッツ、ゴーグル、バラクラバ(目出帽)、ピッケル。
ザックはワインが無い分、昨日より軽い。

まずは中山乗越に向かって樹林帯を登る。

美濃戸中山に向かう道を行けば展望台だが、そちらには行かずに少し下ると行者小屋。

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年末年始は営業している小屋だ。

奥に阿弥陀岳が大きく見える。

ここででアウタージャケットを脱ぐ。
それほど冷え込んでいないし、風が弱いので行動中は汗をかく。

ここからが本格的な登りだ。

水分とカロリーを補給して、地蔵尾根に取りつく。

阿弥陀岳がグングン大きくなってくる。

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鉄の階段とクサリは雪に埋まっていない。
その階段が中途半端に出ているから滑りそうでちょいと怖かった。

アイゼンの爪を効かせ、ピッケルを突き刺しながら慎重に登る。

核心部のトラバースなど、転んではいけない箇所があるが、風も弱く、天気が良いから大丈夫。

お地蔵さんがいる地蔵の頭(2722m)に飛び出す。

自分と同じくソロで登っている若いニイチャンがシャッターを押してというので、こっちも押してもらった。

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目指す赤岳がデカイ。

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地蔵の頭から赤岳展望荘は目と鼻の先。

まずは展望荘で宿泊の予約をした。

時間はたっぷりあるから、ここでコーヒーブレイク。
少し持ってきたお菓子などをストーブにあたりながら食べた。
こんな高所でホントに贅沢だ。

余分な荷物もデポさせてくれるということで、サブザックに防寒用のダウンやサーモス、緊急用品など必要なものだけ詰める。

アウタージャケットも着て、いよいよ赤岳の山頂を目指す。

急登で高度をグングン上げる。

アイゼンが氷に刺さる音、雪を踏むキュッキュッという音、ハアハアという自分の呼吸・・・

ゴーグル越しに見えるとんでもない景色。

転んだらちょいと危ない斜面。

おー、生きている!

しかし動悸息切れ脚力衰退・・・

それでも着いた!

赤岳山頂

2899mは八ヶ岳連峰の最高峰。

権現岳の向こうに南アルプスのドデカイ山塊

P1020960.jpg

富士山

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北八ヶ岳まで続く峰々

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阿弥陀岳を見下ろし、その先に諏訪湖と北アルプスの山々

P1020976.jpg

言葉では表せない。
表せないから動画もどうぞ。



風は強くない。
そして晴天。
この季節にこの高さでこの条件は奇跡的なのではないか!

しっかり着ていれば、それほど寒くない。

富士山をはじめとして、いままで登ったことがある山々がたくさん見える。
それらをを眺めていた。

いままで、ずいぶんたくさんの山に登ったなぁ~
この赤岳は2007年の夏以来で、冬は何度目だろう?


そして阿弥陀岳まで行くかどうするかも考えていた。

中岳との鞍部まで下ってまた登る。
さらにまた鞍部まで下って阿弥陀岳・・・・
帰りはまた同じアップダウン・・・
うーん・・・

すんげー疲れそうだし、それに危ないかもよー
(それほど危なくないのは確認済みなんだけど)

のんびりお湯を飲み、ナッツやらドライフルーツをポリポリ食べながら思案する。

そうすると、やはりシャッターを押してと頼まれる。
この山頂でヒマそうなのは自分だけだ。

うんじゃ、オイラもお願いね。
と一枚。

P1020971.jpg

時間はまだ昼少し前・・・

よーし、きょうは大晦日だから展望荘でまったりする!

ということで阿弥陀岳に行くのはやめた。
ヘタレだ。
でもさ、これは今年一年分のご褒美なんだー、これでいいのだ。

赤岳展望荘に向かって下る。
急がず慎重に。

せめて横岳方面の三叉峰までとも思ったが展望荘まで戻ったらその気も無くした。

暖かいストーブのある部屋で飲むビールの誘惑には勝てない。

チェックインして寝床を確認。
その後は早速ビール。

すでに炬燵に入って飲んでいる登山客3名。

もちろん混ざる。

しかもこちらでは、大晦日の打ち上げ用に生ハムを、しこたま削る作業中。
パルミジャーノ・レッジャーノも山盛りだ。

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この作業を見ながら、バイト君が削る生ハムに「厚すぎる」などイチャモンをつけては持ち寄ったツマミで日中から宴会。
ビールを3本ほど飲んだ後はウイスキーをお湯で割ってウダウダ飲んでいた。

夕日が沈む頃、誰かが夕焼けに焼けた横岳が綺麗だというので小屋から出てみる。

酔いが醒めるような寒さの中で横岳が焼けていた。

P1020987.jpg

そして夕日が沈もうとしている。

P1020990.jpg

2011年最後のお日様が沈むよー

震災と原発・・・
特別な年が終わろうとしている。
それだけではなく様々なことが思い出される。

酔いのせいなのか何なのかわからないけど、壮大な景色がセンチメンタルな気分を助長して不覚にもウルっとしてしまった。

山はそんな場所だ。


赤岳展望荘の夕ご飯。

P1020994.jpg

バイキング形式で有名だ。
この日はスープカレーがウマかった。

たくさん食べられるが、控え目にする。
なにしろ打ち上げには生ハムとチーズが出る。
ワインで食べるのだ。

その打ち上げ&ジャンケン大会は7時から始まった。

小屋の主のごあいさつの後、客代表者の音頭でカンパーイ!

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もう、皆が仲間だ。

ワイワイ飲む飲む。

生ハム、パルミジャーノ、クリームチーズ、揚げパンなど。

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赤白ワインと日本酒が飲み放題。
蕎麦も食べ放題。

私も日中から一緒に飲んでいたNさんと、ずーっと山とかラグビーとか野球のハナシ、そして酒が止まらない。

Nさんは同年代で明治出身だから、砂村とか、早稲田の奥脇とか、野球だと平田とか仁村とか、岡田とか、法政の西田、木戸、小早川・・・
古いな、どうも。

さてジャンケン大会の司会進行は長野県警山岳警備隊の方が務める。

年齢別と性別と全員など、チャンスは3回。

景品は、マムートのザックやシャツ、Tシャツ、無料宿泊ペアチケット、個室無料券、山の小物など盛りだくさんだった。

結果は、3回とも初戦敗退(あいこはNG)
それにしても、一回も勝てないとは・・・

でも何ももらってない人は展望荘のオリジナル・スタッフバッグがもらえる。

赤岳展望荘万歳!

打ち上げが終わっても、しばらくは食堂で飲んでいた。
夜も早い山小屋も、この日ばかりは大目にみてくれる。

しかし朝ごはんの支度もあるので、客は談話室に移ってまた飲む。

我々も談話室へ。
約10名ほどの呑み助でカウントダウンパーティー。

ビール好きの私としては、締めをビールでと思い、10時半頃なんだかわからないけど仲間にもあげようと思いビールを4本買いにフロントに行った。
すると、きょうはいっぱい買ってくれたからと1本おまけしてくれた。
更にはそれをスタッフバッグに入れて、そのバッグもくれた。

展望荘バンザーイ!バンザーイ!

しかし、カウントダウン寸前の11時過ぎにダウン。
すでに10時間近く飲み続けているから気を失うように眠ってしまったようだ。
あまり覚えてないけど・・・

「明けましておめでとう!」という皆さんの声で起こされた。
そんな情けないカウントダウンとなった。


【2012年1月1日】


6時起床。
山の朝としては遅いくらいだ。

元旦の朝食

P1020999.jpg

雑煮におせち料理もあって嬉しい。

6時55分ごろが日の出なので、それまでに食べ、ダウンもアウタージャケットも着こんで初日の出を待つ。

寒いが外は既に白んでいる。

来た!

P1030003.jpg

2012年の幕開けだ!

富士山と一緒に見れるなんて何と素晴らしい初日の出!

家内安全
商売繁盛
阪神優勝
そして私に関わる全ての人の健勝と幸多きことを祈念す。

初日の出は動画でもどーぞ。



感動の2012年元旦だった。


小屋でのんびりしてから下りたいところではあるが、きょうは家族と両親も待っている。

色々な人に礼を言って山を下る。

まずは登って来た地蔵尾根を行者小屋まで慎重に。

そこからは南沢へ。

しばらくアイゼンを着けていたのだが、石が少しづつ出てきてゴロゴロしている。
歩きにくいので取った。

しかし、凍結している道がけっこう滑る。
特に沢はコチコチに凍っている。

P1030010.jpg

こうした沢を渡らなければならない場所などは恐る恐る歩くことになる。

美濃戸からは、また登って来た同じ道を美濃戸口へ。

冬山装備を全てザックに収め、11時20分のバスで茅野駅に戻る。

一番早い特急あずさの指定席を買い、まだ時間があったので立ち食い蕎麦を食べる。

元日だから、いつもの駅前の蕎麦屋さんは休みだった。

昨日は一週間分くらい飲んだし、夜も飲むから車中でアルコールは無し。
珍しいことだ。
コーヒーを買って移りゆく景色を眺めたり、うとうとしたりしていた。

正月だからと言って特に変わった風景があるわけではない。
昔から変わらない風景・・・
それがどれくらい大事なことか・・・

そして夜、家族や両親ともいつものような、ありきたりの正月を過ごした。
そのありきたりなヘベレケ正月を迎え過ごせることが幸せなのだ。

ただ元旦に山にいられたこと、初日の出を山で見れたことが、ありきたりではなく実に思い出深い正月となった。。

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行かせてくれた家族に感謝!

2012年、良い年にすっぞ。

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プロフィール

辻本孝良

Author:辻本孝良
東京都中央区で会社経営してますがビジネス関係の記事はほぼありません。
山とか酒とかB級グルメとか阪神タイガースとかの、どうにもならないような記事ばっかりです。

50歳を過ぎているというのに志の低いブログでごめんなさい。

会社のサイトは 

http://www.e-crossroad.jp

Facebookは  

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Twitterは  

http://twitter.com/t_tsujimoto

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